人は息絶えても、夢は残る。
人間はときどき、努めて頭を空っぽにしなければだめだ。
人の成功と失敗のわかれめは、第一に健康である。次には熱と誠である。体力があって熱と誠があればかならず成功する。
ものごとはすべて大きく考えること。おじけづいていては成功しない。
予算を軽視して、どうして満足すべき決算が得られようか
私は、新橋駅での東京高速鉄道と東京地下鉄の相互乗り入れが必要と考えたが、東京地下鉄の創立者で社長であった早川徳次はガンとして自説を曲げないのみならず、かえってあらゆる手を使って阻止運動を激化してくるのであった。
若い頃から自分の心にかなった事業を興してこれを育て上げ、年老いてその成果を楽しむことのできる実業界に比較すれば、いかにもつまらないものだ。
人間は時々、努めて頭を空っぽにしなければだめだ。
私は「予算即決算主義」というものを確立して、これをキップ切りにまで徹底させた。
松の枝がみな首吊り用に見えて仕方がなかった。 しかし、いまにして思えば、すべて信念と忍耐力の問題であった。
大臣になったお陰で戦後五年間ほど追放になってしまったが、その間は好きなお茶や古写経を見て暮して来た。
もし私にロマンスがあったとしたら、女に惚れていたとしたら、今日の私はあり得なかったろうと思う。
人の成功と失敗の分かれ目は、第一に健康である。次には熱と誠である。体力があって熱と誠があれば必ず成功する
孤独な者は、もっとも強い
私は元来教育事業というものには情熱をもっていたのであるがこの女子商業学校が、後に財団法人東横学園となり、現在の学校法人五島育英会として幼稚園から大学までの総合教育機関にまで発展して来たことを思うと、何かの因縁があるような気がして感慨ひとしおである。
一日の労苦を忘れるには、坊主とか芸者の浮世離れしたバカ話を聞き、ぐっすり寝て仕事を忘れるに限る。翌朝は頭が爽快で、また新しい構想が浮かぶのだ。
体力があって、熱と誠があれば必ず成功する
その日に決断のつかないことを、思い悩んで明日まで持ち越すようだと、明日の戦争は負けだ。
物事は全て大きく考えること。おじけづいていては成功しない。
進は体格から性質から、何から何まで非常に私に似ておって、私としても進に生き甲斐を感じておったくらいだったから、つい思わず涙を流してしまった。