天才になる人の片りんをみた気がしました。
恐怖と責任を負っているし、絶対に成功させてやる、成功するまではやめたらいけない、それこそすべてが水の泡になる、と考えているのだと思いました。
喜美子は「ひとりもええなあ」と返しました。このセリフが、17週まで演じてきた中で一番印象に残ったセリフです。
「ひとりもええなあ」というのは、今までの自分の人生を全部否定するような言葉じゃないですか。
こんな重い言葉があるのだと、鳥肌がたちました。
仕事でも何でも、結局は人対人。 嘘を交わして付き合いたくないから、 自分の中に疑問や提案があれば必ず言います
自分の優先順位の中で、 私自身の存在は二番目でよくて、彼の存在が一番でありたい。
自分の気持ちっていうのは誰かを通して整理することができる。 そうやって自分の声もちゃんと聞きつつ、 2人で話し合って、そこでお互い向き合えるか、向き合えないかを考える
私は憧れられるような存在ではありません。普通に役者として、お芝居がしたいんです
10代の頃は、お芝居のスキルを身につけるために足し算とか掛け算をして、自分の引き出しを増やすことに必死でした。
力を抜いたら、後悔するのは自分自身です。
20歳からは、事務所にお願いして、一年に1ヵ月かならずまとまった休みをいただくようになりました。じゃないと自分が壊れると思った
『役者って面白い!』と思う反面、こんなにもしんどい仕事なのか、と。これだけ心と体に負担がかかるなら、掛け持ちなんかできっこないなって
人によって合う水と合わない水があるように、私の芝居は、舞台向きではないんじゃないかなって思います。
人それぞれ、自分が一番輝ける場所に立てばいい
心を腐らせない。芝居が好きだっていう気持ちを持ち続けること
私は芸能人ですが、普通の人間でありたいという気持ち、願いがすごく強い。
“女優”と呼ばれるのではなくて、役者でありたいです。
私の中の女優のイメージは、綺麗で優雅でどこかミステリアスで……。私はそのカテゴリーに入れてもらうような人間ではない。
あるとき、お芝居を極めるために哲学や心理学の勉強をしなきゃと思い立って、勉強しすぎてパンクしちゃったんです(笑)。