岡田さんって本当に一人一人のキャラクターを大事にするんです。このキャラクターはいいやっていうのが一切ない。見ていてもすごく感じるし、役者としては、それがものすごくうれしくて
放送に入る前、第1週の台本をいただいたときから、現場の士気はとても上がっていた
(撮影期間の約10カ月で成長したからか)まあ『何かに耐える』っていうのは任せてください
これ以上に何かぐっと耐えることがあるとしたら、次に何があるんだろうって思うんですけれど。とにかく、それくらい受け止められる気持ちはついたかなって思いますし、どんなことも『受け止めたいな』って
お芝居のうまい、へたっていうのはあまり気にせず、これからも自分の中で大事にしたいのは、本当に気持ちって作品に表れるんだなっていうこと。
(ネガティブにならなかった理由)一人一人のキャラクターが伸び伸びと生きている作品が目の前にあるっていうのが一番大きい。岡田さんが書く脚本が『素晴らしかった』という一言に尽きる
現場を止めるってことは絶対にしたくなかった
(ヒロインという重責の中)余裕もなかったですし、不安定になる部分もあった
時間がなくとも、とにかくせりふは入れて、体調は悪くても絶対に止めないぞって。筋トレしたり、撮影の合間に体を動かして、汗を流して、たまにご褒美におすしを食べに行ったりしていました
(みね子という役について)いまはいとおしい存在。 こんなに長くやっていると愛着も湧くし、大切な守りたい存在。
最初のころ視聴率を気にしていないようで、気になっていたからか、食欲もなかったし、体調を崩していた時期もあって、よっぽど考えてしまっているのかなって……。その間は自分との戦いで、家に帰ってからあふれる思い、込み上げてくるものがあって、泣く夜もありました
撮影の1カ月半がすごく充実していて濃厚な時間を過ごさせていただいたので、映像を見た時にまだ絹が中にいて。ずっと続いていくんだろうなという不思議な感覚になりました
押しボタン式信号でこういうふうに使う時ってあるんだなと思います
私も、恋愛や結婚というワードにしばられていないというか。2人がよければ、どういう選択でもいいのかな
結婚となると、一生涯寄り添う方ですもんね。そうすると、ちょっとは考えるかもしれないですよね
私は、『お前』って言われたくないですね
できれば、名前で呼んでほしい
30歳を控えた今、役者として責任を持って発信していくことを深く考えるようになりました。
『生きるってなんだろう?』と、より自分ごととして生と死を捉えることができるのではないのかなって。
すべての物事をただ受け止めるだけじゃなくて、自分で判断して、選択することは忘れずにいたい。