僕たちは食事に行くときはファッションを楽しんでるよね。場面に合ったおしゃれができるといいですよね。たとえばビーチなら素材も含めてトロピカルな感じだったらかっこいい。
移動のときにすごく着飾っていたらおかしいしね。リラックスできない。
周りが緊張するもんね。僕が毎日スーツを着ていたら、気軽に遊びに誘われなくなる(笑)。
二人ともリック・オウエンスが好きですね。僕が悩んでいたら梢は「全部買っちゃえ!」といつも言う。
僕は結婚指輪以外、梢に何か買ってあげたことないなあ……。多分。
彼女はファッションの世界にいるから、ニュートラルではなく、常にどこかにギアが入っていたほうがいいとは思いますね。
僕はあまり赤い口紅が好きじゃないんですよね(笑)。
年齢を重ねていくよさを追求できたらいいかな、と。
東京では外に出ると「芸能人」をやらなきゃいけないからいつも緊張してしまう。梢と手をつないでデートなんか全然できないし。
梢と今のうちに冒険しようという話はしていて。モロッコとか、メキシコとか。
梢がもっと英語がしゃべれるようになるといいよね。
何しろじれったいぐらい、食べさせてくれないので(笑)。
極限まで高じて出てきたのが「カネキくんが喰べながらカネキくんを喰べたい!」という言葉だと思うので、僕の中ではあれが月山というキャラクターを最も理解できたセリフです。
僕は完全に恋愛映画だと思って挑みました。
月山が興奮している状態を顔の表現だけでは見せたくなかったんです。
考え方の違いだから、彼は彼で「正当」ではあるんです。ただ、それを平然とやってのけるように見せるのが、難しいところではありましたね。
窪田くんは「正しい」感じがする。
舞香ちゃんは、自分では「人見知り」だと言うんですけど、すぐに人の懐に転がり込んでくるようなところがあって。
この続きがあるとしたら、もう月山の気持ちはカネキにバレているので、告白して一度フラれた状態からのスタートになりますよね(笑)。
大事件におけるトリックではなく、シンプルな男女の世界の構図になっているところがいい