感性に従えば迷わない。
特に『手に職系』の役だと調べていくうちにどんどん面白くなって、ちゃんと勉強したくなります。産婆さん役の時なんて、かなり本気で産婆さんを目指そうと思いました(笑)。
自分の知らないことは全て書き出す。
役を通して視野が広がり、いつもと違う景色が見えるのもまたこの仕事の楽しいところ。
基本的に感性や本能の部分を大事にしているので、何かを決断する際はあまり道に迷わない。
芝居をしている時に、ああ生きているなあって思える。
監督さんたちは芝居どうこうより人間力を求めていると思う
胸はないけど、夢はあります!
芝居とは演技ではなく生命力を見せつけるものである。
人は逃げてばかりいると、命より先に目が死ぬ。
どの作品に対しても、それぞれに想いや覚悟を持って入りますが、奄美大島に対してはどうしても個人的な思い入れがありました。
奄美大島に限らず、その土地で育まれてきた空気や文化の中に、私たちは映画作りのためにお邪魔しないといけません。
島々は、それぞれに違う国みたいだと思うんです。
正直に言うと、撮影の準備期間があまりなくて、ただでさえ深すぎてたどり着けるかわからない作品なのに、どうするんだろうって。
「わぁっ!素敵ねぇ。 いい踊りするねぇ」と喜んでくれたんです。 そういう日常の交流から距離が近づいた感じがします。
「一気に聞くともっていかれるから、時間はないけど少しずつ少しずつな」と越川監督から連絡もありました。
「ミホさんと島を合体させたのがトエという女性だ」と考えて演じていました。
誰も見ていない時はお尻を掻いていたりしたのかな、とか(笑)。
明智小五郎になってみたい
江戸川乱歩さんの描く物語にある、世にとらわれていない、夢のようなエネルギーがあるからこそ、自由に振舞えているんです