DV男との離婚と一緒。さっさと見切りをつけましょう。
自分の得意なものと、限界点を知ること。やりたいこと、やれることの着地点を探すこと。
最下位の人間には、最下位の戦いかたがある。
「今まで一生懸命やったから、もういいじゃん私」というのが本音です。子どもが反抗期でどんなに“クソババア”と言われても、細かな対応をして、話し合わなきゃとみんなが言うけど、そんな体力はもうないの。
私は「家族は仲良くなくても良い」派。家族は「正月に集まらなければいけない」とか、「わかり合わなきゃいけない」とか無理ですよ。最終的には個人個人だから。
自分を守るための嘘はついてよい。
お母さん自身が幸せじゃないと、家庭も幸せにならないと思います。昔は母親が「あんたたちのために我慢しているんだよ、あんたがいなかったら離婚しているんだよ」と子どもたちを不幸の理由にできていました。けど今はそんな時代じゃない。
嫌な会社って嫌な人しかいないの。それで、いい会社っていい人しかいない。
どうやって接しても子どもは自然と離れていきます。老親は死ぬんです。考えたって答えなんて一つも出ない。悩む時間も無駄です。これから介護も、もしかしたら離婚も待っているのに、そんなこと考えている暇があったら老後に子どもに迷惑をかけないために貯金しておいたほうがいいと思います。
今はもう会社が一生安定している保証なんてどこにもない。安定のために悪魔と付きあう。順番間違ってますよ。
子どもがひとり立ちするまでサポートする人です。でもあまり干渉しないというのが私のスタンス。
私の人生は私のものだし、子どもの人生は子どものもの。
家族が元気だったらなんでもいいです。この歳まで生きていると、あちこちで知り合いが亡くなっている。人って急に死んじゃうんです。元気でみんなが外にいるならそれで構いません。
笑って…、それから考えない。
もちろん、心の弱いお子さんで、お母さんがサポートし続けないといけない家庭もあります。例えば20歳なんて、ついこの間まで高校生だった年齢。それで急に「大人になれ」とか、「良い男を選べ」とか、世間は無茶を言うんです。
30歳くらいでやっと大人だと私は思いますよ。でも、きちんと決めたことを守って優秀になれる子もいる。だから、“卒母”はお母さんの機嫌次第で良いんじゃないですか?
その時のお母さんの虫の居所で“家庭の法律”は変わっていいと思います。
人って弱いもので何度も同じ失敗を繰り返してしまうんだよね。だけど、そのたびにちょっとだけ賢くなるし転び方もうまくなる。
世の中には立派な言葉がたくさん並んでいるけれど、「あなたはもっと素敵に輝ける」っていうのではなくて、苦労して転んでからの立ち上がり方を伝えたかった。
30歳過ぎまで悪い男に引っかかって貴重な時間を使っちゃって、「せっかくの時間を返して」とか、「若さを返して」とか、そういうことがないように早くきり返そうよってことを言いたかったんです。
しつけとか教育方針とか言いますけど、実際に現場に出たらそんな小理屈通じませんよね。その時その時に臨機応変で対応していくんであって、一貫した教育方針とかよく言うけど、それ現場から出た言葉?って言いたいです。100人子どもがいたら、100人違うんですから。