努力する人には必ず運が向いてきます。それを見逃さないこと。
どんなに「できる」と念じても、空を飛んだり、透明人間になったりすることはできません。けれども、誰かがすでにやっていることだったら、たいていのことは実現できると私は考えています。
金融で学んだのは、自分ができないことについては、世界の一流のプロを連れてきた方がいいということでした。経営に対する志や事業のポリシーは、しっかり自分で主導していかなければなりませんが、マネジメントについては外部のプロに任せた方がいい。
企業は人であり、人は急に育ちませんから、育成は地道にやっていくしかありません。
人間は知らないうちに自分の思考に枠をはめてしまうので、視線も興味があるものにしか行きません。その枠を外さなくては、新しいものは見えてきません。
企業家に必要なのはやっぱりハングリー精神。素地がハングリーで夢と志が大きい人。
イベントはオンリーワンかナンバーワンの企画をやるしかありません
利益は大切ですが、いかに世の中のためになるかが企業にとって一番大切だと思います。
資金力やブランドカが小さい状態から事業を立ち上げるには、他社に先駆けて参入することが不可欠。そのためには、人と違った見方で新しい需要を見つけなくてはなりません。
人口減少や少子高齢化で日本経済は先細りだとよく言われます。しかし、工夫次第でチャンスはいくらでも広がっています。それを生かさないなんてもったいない。
人は好調が続くと安心しますが、そんなときほど問題が生まれやすい
人間は自然から生まれて、自然に生かされていますから、その摂理を守らなければ必ず病気になりますし、会社だったら経営がおかしくなります。経営がうまくいかなくなるのは、理にかなっていないことをするからです。
どうすれば変化の早い時代のオセロゲームの勝者になれるのか。勝敗を分けるのは、情報と時間である。
経営は頭だけじゃ駄目、全部自分でマネジメントしてみないと。
決して人を切り捨てたりせず、だれをも包み込むような経営は、私の目指すところです。
企業は社長次第。本当に素晴らしい理念や熱意を持ち、努力できる社長が率いる企業は必ず勝つ。
会社が大きくなると、経営者には驕りが生まれたり、安心感から油断が生じたりします。すると、変化の激しい時代ですから、すぐに時代にマッチできなくなります。
私自身、これまで社員に積極的に挑戦する姿を見せるとともに、社員の失敗を罰するようなことはせず、積極的に挑戦を促してきました。
事業を伸ばすには「一番低いところ」を改善すればいい。その企業の一番弱いところ、と言い換えてもいいでしょう。
集中と選択、経営の王道は一つのことを極めることです。