銀行は、その会社の過去しか見ない。企業の過去しか見る能力がない
自分が何をしたくて何ができるのかを、とにかく自分で考えて答えを出す
設計図はないですね。「こんな感じかなぁ」と方向性だけを決めて、あとは手探りで書いていく。物語はまったくの創作ですが、途中に少し、実際に存在するものや事実が出てくるので、それらとフィクションのさじ加減を考えながら……。一応、納得するところまでは書けたと思います。
日々、新聞を読んだりニュースを見たりしていると疑問は湧いてきますが、それが小説になりうるテーマに成長するかどうかには条件がある。それが新しいものかどうか、僕が書く意味、すなわちオリジナリティーがあるかどうか、そして豊かな物語になり得るか……この3点が揃えば、「難しいけど挑戦してみようかな」という気持ちになると思います。
夢があるなら叶えるために自分を変える行動を起こすことが必要
何か一つでもプラスになる変化を自分自身で生み出すことが大切
難解なもので売れるものはない
昔はそんなに人員の移動がなくて、同じ会社にずっと勤めたりしていましたけど、いまは違いますよね。それにこの先、会社に行かなくてもよくなって、もしかしたら自分のスキルが会社以外でも売れるようになることもあるかもしれない。広くアンテナを張って情勢を見極めながら、誰もが社会における自分のベストポジションを探っていく、そんな時代になるんじゃないでしょうか
働き方についてよく質問を受けるんですが、コロナ後の社会がどうなるかなんて、誰にも想像もつかないですし……。でも、だからいいんじゃないですか? 想像がつく世の中では、皆が同じことをするわけだけど、こういう状況下ではそれぞれが考えて、自分が『これだ』と思った行動を取る。そういう多様性のある世の中に、我々は生きているんだと
とくに大きな組織に長くいた人は、自分で起業するマインドじゃなくなるのかもしれませんね。経験も知識もあるんだから何かやればいいのにと思うんだけど、周囲を見ても意外と少ない。優秀で組織で働ける頭のよさと、個人でやっていく場面で求められる賢さとかある種のしたたかさというのは、必ずしも一致しないんでしょう。半沢はもともとはネジ工場の息子ですから、商売感覚は持っていると思います。でも、彼が銀行を飛び出さないのは……やっぱり、周りの人たちが期待してくれているからじゃないでしょうか
まとめ
今回は「池井戸 潤」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「池井戸 潤」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。