登場人物がどう考えるか、どう動いていくかが大事であって、自分の思いを語らせようということはしません。
夢はあった方がいい。小さな夢でもいい。
企業小説は敬遠する人も多いなかで、難しいことを書いてしまうとなおさら読者はつかない。それで、できるだけ分かり易いハリウッド的エンタメの基本構造で書いています。
毎日不満ばかり言って、嘆いていて、寝て起きて、やっぱりつまんない、を繰り返したって何も変わりません
一字一句、最後の最後まで、気になったところは納得がいくまで直します
僕は銀行出身ですから、リアルな銀行はよく知っています
最初から悪い人はいない。 普通の人が、立場が変わったり、いろいろプレッシャーがかかったりすることで、ある日突然、普通ではないことをしでかしてしまうんです。 その人がその一線を越えてしまったのはなぜか。 どういった生い立ち、動機、人生があったから罪を犯してしまったのか。 そこの部分をしっかり解き明かしていかないと読者に共感してもらえない。
一階に現実、二階に夢。
もっともっといいものが書きたい、もちろん、その気持ちがなくなったら終わり
一度発表してしまった作品には、作家は手出しはできない
小説を書いていると、主人公は必ずどこかで難しい局面に立たされ、行き詰まります
自分のことは自分で考え、分析していくしかない。
朝起きて「作家になって小説を書いているんだ」と喜びを感じたり、どんなに執筆が忙しくても、「好きなことで悩めるなんて幸せだよな」と思う。
悩みながら何度も書き直している内「これしかない」ってピタっときたセリフや文章が出てきた瞬間はしびれるほど嬉しい
作品がコケることは、小説に限らずエンタメ世界では日常茶飯事
小説を書いているぶんには、楽しいばっかりで何のストレスもない
『好きじゃないもの』だから書けることもある
期待されるから組織にいられるし、やりがいも感じられる。お金は儲かるけどやりがいのない仕事じゃ、面白くないですからね
日本の子どもの貧困率は、実は相当高い。そして、コロナ禍で仕事を失う若年層も増えています。彼らが貧困を脱出できなければ、日本はそのぶんの労働人口を失うことになるんですよ。会社でやる気が出ないような人には自分で何とかしてもらって、何とかしたくてもどうにもならない人を救うところに、もっと知恵とお金を使うべきだと思いますね
小説は時間を使って楽しむ嗜好品