若者はね、負ける事は考えないものよ。一度や二度しくじっても、最後には勝つと信じてる。それが本当の若者よ。
安定の毎日はなかなかこなかった。だけどその仕事の合間の空白時間が「人」と「異国文化」に触れる機会になった。これが後の自分の大きな財産になったのだ。
人は本来、生きるために生まれてくる。死ぬために生まれてくる命はひとつもない。ハーロックは最後まで歯を食いしばって生き抜いていく。何と言われようと自らの道を貫く。ハーロックは永遠に変わらない。決して大げさなことではなく、そういう思いを描きたかった。だから、ハーロックは自分自身を力づける作品でもあるんです
最近のアニメは「生きることには意味が無い」「夢なんか空しい」みたいなことを若い世代に植え付けている。
やんちゃな少年時代。米軍兵がもってくる「漫画」を買いあさり、必死に読み返した。「日本の漫画とアメリカの漫画はこんなに違うんだ」とその時に感じたものだった。
人は生きるために産まれてきたものです。無意味に生まれてきた人はいません
片道でいいから俺を宇宙に行かせてくれ。
画材道具だけを持って、一文無しで、東京の本郷3丁目で活動を開始した。覚悟と夢しかなかった。何度も壁にぶつかったが「くよくよしてもしょうがない」アフリカの満天の星空と温かい人と文化が自分の悟りを開いてくれた。
戦後落城の坩堝(るつぼ)の中で過ごした日々は後の創作者になる勉強になりました
「若草物語」では、家が破産する少女がいて、その妹が、「しかし、私には小説がある」というセリフを聞いて、「ああ、俺にはマンガがある」と思いました。
小学生の頃から漫画を描き始めて俺はこれで食べていくんだと心にきめていた。漫画家として食べていくため「もう二度と家にはもどらん」と覚悟を決めて東京に旅たったのは18歳の時、状況はまるで鉄郎と同じだった。
自分自身を大切に、それから友達や世界中の人々を大切に思いながら元気に頑張ってください。そして未来は若者であるあなた方の胸の中に、既に実在しているんです。若者の夢とは未来そのものです
自分の中では同じなんですが、アニメになりやすい題材が、たまたまSFだったというだけのことです。
食べることが体力を養う、体力が気力を支える、気力が夢を支える
世界中の読者あるいは、同年代にも伝えたいのは、私は世界中がお互いに理解し合い、仲良く暮らしていきたい。そのためにも、思想、宗教、信条、民族感情、これに土足で絶対に踏み込んではならない。お互いに敬意を払いながら楽しく仕事を続けていきたいし、またそう言う物を描きたい
インターネットで見てわかったような気になっても何もならない。部屋にじっと閉じこもって本をいくら読んでいても、それはあくまでも参考資料の一部分でしかないんですよ。
創作のためには、幼少の頃からの自分の描く能力を培う時間が必要です。
漫画の世界だけが、唯一、全くお互いに確執が無く、世界中を共に駆けめぐることの出来る ジャンル。だから、いつまでも大事にしたい。海外の少年少女達が読んだ感想を言われるだけで、漫画家で良かったと生き甲斐をかんじますね
人によっていろいろあっていいんですよ、何を考えようとね。人間みな自由。 自分の生涯は自分が作る
作品、作家としての全体の能力を今試されてる最中です。これからですよ。まだ60年でへたばりたくないから。これからもうひとつやって、終わりにしたいんです。21世紀も進んでいけば、もっとおもしろいものができるだろうと思いますよ。