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【柳井 正】の名言集|名言まとめドットコム

社員に辞められる時ですね。社員から「ちょっと話があるんですけど」って言われると、今でもギクッとしますね。会社に入って、一緒に仕事をしていた仲間が辞めていく。特に経営トップである僕を見限って辞めていく。これは本当に辛いし、寂しいことです。経営者として、自分は失格なんじゃないかと悩みます。

起業家を目指すんだったら、まず会社を興すことを考えるんじゃなくて、一生自分がやり続けられることを見つけるのが大切です。

本田宗一郎や松下幸之助のような偉大な経営者の本を読んだ方がよっぽどいい。経営の本質、ビジネスの本質、社会の本質がその中に書いてある。本当に勉強になると思います。

起業するというのは、とても責任が重大です。だから安易に考えるのではなく、20代で起業しても、それが40代、50代まで続けることができるかどうか。ただ単に金儲けが目的だと継続していくことはできません。自分が主体的になって、使命感を持って起業する。

日本の大企業の経営者のほとんどはサラリーマン経営者だから、失敗のリスクを100%背負わない。自分のお金で会社を動かすわけではないし、任期が終われば責任から解放される。だから、よほどせっぱつまらない限り、自分のしたことを否定しない。私は常に否定してこそ商売だと思うんです。

全部変えない限り生き残れない。今の若い人はバブル崩壊後の世界しか知りません。親の給料がどんどん下がる環境で育てば、安定を求めるようになるのかもしれない。けれども、それが起業家精神や事業欲、自分で生活して家庭を営むんだという人間として本来あるべき欲を阻害してしまった。

もっと危機感を持って仕事をしないといけない。

ほとんどの人はチャンスをチャンスだと思わずに素通りしてしまう。

組織を固定化したり、壁を作ったりするのが大企業病の典型。そうなると、上の人が現場に降りていかないため、意思疎通が図れないという問題も出てきます。あくまでも現場は宝なんです。だからわが社の場合、極端な話、店長の方が社長よりも偉くないといけない。店長を最終目標に位置づけ、店長という職に誇りを持ってもらいたいんです。

日本人のダメなところは前もって準備しようとするところですね。はじめは失敗するかもしれないけれども、試行錯誤してこそ現場感覚や異文化を身につけられるのです。

まとめ

今回は「柳井 正」の名言・名セリフ集をご紹介しました。

お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。

「柳井 正」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。

ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。

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