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【杉田 智和】の名言集|名言まとめドットコム

おふたりに対しては、最初から抱いていた良いものが積み重なっていくイメージしかなかったです。何ものにも代えがたい財産だと思います。

阪口さんは「ハイブリット新八」。ツッコミもボケもできて、人の感情の揺れを察知するのがとても鋭い人なんです。

釘宮さんは人としてとても優れていて尊敬しています。役者として声優として人としての強さを釘宮さんがいつも僕に教えてくれる。

ものすごいウィークポイント(弱点)を抱えた強さなのに、それを守るのも上手。一体どこに隙があった!?と思うけど、釘宮さんは「結構隙だらけだよ」と。この人の強さの秘密はどこにあるんだろうと思います。

真選組のガヤに参加したとき隣からすごい美少年の声が聞こえてくると思ったら釘宮さんだったんですよ。思わずカッコいい!って言ったら「恥ずかしい!」と僕を叩いて……。

弱点のない”ゴールデンフォックスなんです。ゴールデンフォックスは非常に高い加速力を持っているのですが、ものすごく衝撃には弱い。

今度は思い上がる以上に「気を引き締めなきゃ」「憧れ続けてもらえるように」と思うように。

何かあったら世界一のツッコミが横からくるし、ミラクルレシーバーがどんなボールでも取って返してくれる。親以上に甘やかされていますよ。

僕の人間性の問題かもしれないですけど、あまり卒業式に泣くタイプでもないんですよね。「お前は悲しくないのか!」と逆に怒られることもあるほど。

今回も作品が完結して場が終わろうとしているからといって感動の涙もない。でも、それってそんなに悪いことなのだろうか?

このご時世、矛盾や不条理という重いものを持たされるんですよ。映画館へ行ってほしいけど、人と距離を取らなければならない。工夫はしていますが、明確な答えがないのも現実です。

最初に浮かんだのは「並行宇宙に存在する、自分の未来」だったので、恐怖しました。「今の人生でよかったな」と。

「女神転生」というゲームがあります。脳が構成する2つの思想、イデオロギーをもとにした、載せてはいけないものが乗った天秤を持たされて「ロウ(秩序)」と「カオス(混沌)」の両方から板ばさみになるような作品なのですが、それに近いものを感じます。

「天才って、何をもって天才なんだろう?」と考えたことがありますが、自分の生き方や努力の仕方が最速で思いつき、それに向かって素直に力を注いで努力ができる人なんじゃないか、と。

前世で受けた仕打ちを考えると「人間なんてろくな者がいないんだから、滅ぼしてやる」と考える可能性もあったかもしれない。でも、そういう思いに至らなかったのがよかったんじゃないでしょうか。

僕みたいに「世の中にある程度自分の顔が出てしまっている人」は、それを演じなくてはならないと思うんです。本人なのに本人を演じる、というのはすごいことだと思うのですが。

今回、僕は他人との「適正距離」をうまく見つけられるように考え、オーディションでもその方向で演じた結果、役をいただけました。あとは転生後のキャスト(内山夕実さん)との呼吸が大事になってきますので、2人一緒に録れる機会があったのはよかったですね。

ポジティブな人のほうが向いている作品だと思っていたので、こうして縁があってうれしいと思う半面「怖いな」という気持ちもありました。

「え? 杉田さん、どの作品で受けるつもりだったんですか?」と言われるくらいだったので(笑)。自分がこの作品に合うかどうかもわからないまま、オーディションに臨みました。

内山さんが僕の演技を聴いて、それを踏まえて演じ、僕のほうも今のルーデウスを見ながら演じなくてはならないので、そこで複雑なキャッチボールが生まれました。

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