これから声優を目指す人たちには、まず、芝居の力を身に付けること。そして、自分の「声」を最大限に活かし、みずから何を発信し、その「声」で何を表現するか、たくさんの人との出会いの中できっと学ぶことができると思います。すべては出会いです。
「そのことによって自分の体は弱くなってしまうヒーローなんです。いつもかっこいいわけじゃありません」っておっしゃって、「なるほど!」と思いましたね。
歌手として絶対に成功するんだ! 私は山口百恵さんみたいになれるんだわ
自分はこの世界に向いてないんだ
不思議だった
自分でできることって言ったら「ライブ活動だな」ってことで、ライブハウスで歌うこともずっと続けてきました。
今回の舞台はチャレンジですね。本当に私にとってはとても挑戦しがいがあります。加藤さんと2人で何かする、ということも含めてそうそうにこういうチャンスはないかもしれないです。
今までだったら尻込みするようなところですが(笑)自分では選ばないことをぶら下げて頂いたおかげで・・・“鈴の鳴る方向”にいったってことで。
今回は60の声がちらほら聞こえてきて、病気とか、マイナスのものをたくさん抱えて、人生も重ねて、お互いにそういうものを持っていて出会った時にどうしていくのだろうかっていうところはとても興味深い、そこが面白いなと思います。
最終的には“人間像”っていうんでしょうか、人間性みたいな・・・お芝居ってそういう力がありますよね
イマジネーションと内面がもの凄く豊かに動いていないと出来ない。気持ちとしては、“画面にいるヒト”と同じ芝居をしているつもりでやらないといけない。
アニメもそうなんですが純粋にお芝居するだけではない、もう一人の自分が常に居て、例えば100%“泣いている”芝居をしながら、同時に合わせていく作業をしていく、どこか”冷静な自分“がいつもいるんです。
キンダー・フィルム・フェスティバル、世界各国の子供目線で製作された映画を吟味し、チョイスして皆さんにお見せするという映画祭に関わっています。
毎年夏に開催されていて、ホントに忙しい最中にやって大変ですが、意義のあることですし。ひとえに作品がいいので“これはみんなに見てもらおう”と。それだけです。
震災後は即、被災地に自家発電持って、暗幕張って、小さい幼稚園で生で吹き替えしたり、福島の大きな避難所の前で、野外でやったりとか。そういうことが出来るって本当にうれしいですね
たくさん応援することは出来ないけど、自分達で切磋琢磨してデザインして何かを作って、販売するということは、自分にも意義があるなと。そこで学ぶこともありますし
“講演会に行く”とか。そういう話は以前からチラホラとあったのですが、自分では“そういうのって先生とかノーベル賞を取った人がやるんじゃないんですか?”って(笑)。
去年「なにわバタフライ」再々演がありまして“ひとつ乗り越えた感”がありました。それは、自分のライブだったり、講演会だったり、ですが、そういった芝居とは関係ない活動を通じてメンタル面がすごく上がったんですよ。
それは他のことをやってたから、これは自分にとって全て必要なことだったんだなって。私には必要な“筋肉”だった、ライブ活動、講演会等全てが、ね。去年、身に染みてそう思いました
『わからない』が口癖のクルンちゃんという女の子を通して、“なんのために生まれてきたんだろう”というメッセージを伝える作品