芸能人・タレント

【市村 正親】の名言集|名言まとめドットコム

21歳から3年ほど『水戸黄門』の西村晃さんの付き人をやっていて。“石の上にも3年”じゃないけど、自分の中で付き人論ができてくるんです。どうしたって師匠が第一、付き人の自分は第二の存在。24歳のときに『そろそろ24歳にもなったので、自分を第一に考えたくなりました』と伝えたら快諾してもらえて卒業して。そのタイミングでバレエの先生から劇団四季のオーディションに誘われたんです

そうだね(笑)。それで、イエス・キリストの最後の7日間を描いた『イエス・キリスト・スーパースター(注:現在は『ジーザス・クライスト・スーパースター』)という作品のオーディションを受けて、役柄の第一志望は『群衆』、第二志望は『使徒』。どちらも大勢の中の1人という役

ユダやイエスなんて、1つしか枠がないんだから受かるわけがない。落ちてしまったら、レコードや資料を買ったお金が戻ってこないでしょ。僕は西村さんの付き人時代に、ちょい役でも作品に出ていれば出演料をもらえることがわかっていたから、第一志望は群衆なんですよ。でも、最終的に『ヘロデ』という役をもらったの

一時期は、『市村にイエス(主役)をやらせようか』という話も出たんだって。でも僕は劇団四季に所属していない外部の人間だから、話は進まなかったみたい。イエス役は研究所に入っていた鹿賀丈史さんがやったんだけど、僕はそこでイエスをやらなくてよかったと思っているんです

難しい役だから。まず僕には出ないキー。当時イエスをやっていたら、いまの僕はないですね。ヒデちゃんとの対談もたぶんなかった(笑)。僕の場合、若いうちから大きな役をやっていたら、ダメになっていたと思うんだよね

そこから、いろいろ声をかけてもらえるようになって、『ウエストサイド物語』のベルナルド役の話が来たときに、『立て続けに君の名前を挙げると劇団の内部から批判が出るから、劇団員にならないか?』と言われて。だから、僕から『劇団に入りたい』って言ったわけじゃないの(笑)

涼子との出会いは私の人生最大の喜びです。 そして可愛い子どもたちと出会わせてくれたことを心から感謝しています

将来は、2人ともパパみたいな役者になりたいそうで。上の子ははっきりと「自分はこの世界で生きたい」と言っていますし、下の子は「僕はパパがやった役を全部やりたい」って。何になるにしても、息子たちには好きなことを見つけてほしいと思います

僕はこうして大好きな役者の仕事でここまで楽しく生きてこられました。そんな僕を見てきたので、「パパは楽しそうだな、仕事が大好きなんだな」ということは伝わっていると思います。どんなふうに自分の道を見つけていくのでしょうね、今から楽しみで仕方がありません。

まとめ

今回は「市村 正親」の名言・名セリフ集をご紹介しました。

お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。

「市村 正親」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。

ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。

スポンサーリンク

-芸能人・タレント

© 2024 名言まとめドットコム