将来やりたいと言っていたのが、朝のワイドショーだったんです。小川宏さんみたいに、8時からの枠でやりたい、と。それが、28年ぶりに叶ったわけです。
司会をやっている僕が、「このVTRつまんない」「どうしてこんなVTRを作ったの」「これじゃわかんないでしょう、こんなんじゃ」なんてことを言ってしまうわけです(笑)。
見たら新鮮味が薄れてしまいますから。自分が自由に泳げればいい。そのときに大事なことが、能力のある人が周りにいることです。コメンテーターはその象徴的な存在ですが、普通にはしたくないんです。
自腹を切って、みんなに喜んでもらえたら、と。番組を作るのもチームワーク。いろんな人が関わって良い番組が出来る。今では、ゴルフレッスンを1度習っただけの初心者さえもコンペに参加してますよ(笑)。
最初にプロだと感じたのは、やはり大橋巨泉さんでしょう。見ている人を、自分の世界に引き込むのが、本当にうまい。プロですよね。
サッカーの三浦知良さん。メールをやりとりする仲ですが、本当にサッカーのプロだなぁと思います。自分の身体を熟知しています。あの年齢で現役。彼はすごく努力もしているけど、よくわかっているし、考えてますね。
アテネのときは、僕が柔道の応援に行くと選手が次々に金メダルを取ったこともあって、小倉が見る試合はメダルが取れる、というジンクスまであって。僕を見つけると選手の家族が「小倉さん、こっちこっち」なんて言ってくれるんです(笑)。
食べたものは、ノートに細かく書いています。血糖値の数字も、インスリンの量も。それこそ30年分のデータがある。お医者さんより僕のほうが詳しいんです(笑)。自分の身体ですからね。
健康の維持、というためだけじゃない趣味を持っておきたい。その点では、ゴルフはいいと思うんです。
僕は映画を見たり、本を読んだりするときも、夫婦でやってみるんです。一緒に映画を見に行って、感想を言い合ったりしている時間は楽しい。そして夫婦関係は、せっつかないこと。
来ている人たちに「何が聞きたいですか」なんて聞いて始めることもある(笑)。ライブが勝負だし、面白いんです。普段から引き出しはたくさん作っていますから。いろんな話で、楽しんでもらえたら、と思います。
僕は子供の頃貧しくて、膝が“かっくり”ともしなかった。さらに僕はどもりだった。今でもどもることがあるけれど、お金をもらうとどもんない、マイクの前だとどもんないだよね(笑)。
秋田の方便丸出しで自己紹介したら、みんなに笑われたのを覚えている。ホント、ゲラゲラ笑われた。それからなんだよね。何とか話しがうまくなりたい、見返してやりたいと思ったのは
陸上競技の走り幅跳びと100メートルでは好記録を持っていたので、中央大学附属高等学校の先輩から「中附で陸上をやらないか」と誘われた。
人生は何が災いになり、何が運を切り開くかわからない。自分のハンデを自分の力で切り開いていこうと思うことが大事。自分に自信がなければ、それを解消するために頑張ればいい
ようやく親父が死んだ年になって、これから親父を超えてまだ何かやろうとしてさ…
これはどうせ再発するし、やがて転移する可能性がありますから全摘して下さい
「自分のせいなんだよ」と言いつつ「こんなことになるとは思っていなかった」
お医者さんも数々の症例を見て“これはこうやった方が良いですよ”と、最悪のケースを考えてアドバイスしている
きちっと向き合った方がいい