引用元: Tadao Ando Architect & Associates
今回は有名な「安藤 忠雄」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている有名人「安藤 忠雄」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
安藤 忠雄とは
1941年(昭和16年)9月13日大阪府大阪市港区生まれ、同市旭区出身。日本の建築家。一級建築士(登録番号第79912号)。東京大学特別栄誉教授。21世紀臨調特別顧問、東日本大震災復興構想会議議長代理、大阪府・大阪市特別顧問。
1969年 - 安藤忠雄建築研究所を大阪に設立し、個人住宅を多く手がける。
1987年 - 米イェール大学客員教授。
1988年 - 米コロンビア大学客員教授。
1989年 - 米ハーバード大学客員教授。
1991年 - 米ニューヨーク近代美術館にて個展開催。
1993年 - 仏ポンピドゥー・センターにて個展開催。
1997年 - 東京大学工学部建築学科教授に就任。
2000年 - 中坊公平と共に「瀬戸内オリーブ基金」を設立。
2002年 - 米南カリフォルニア大学客員教授。
2005年 - 安藤忠雄文化財団を設立。
2008年 - 大阪府政策アドバイザー(水都・都市景観分野)
2017年 - 国内では初の個展となる安藤忠雄展「挑戦」を国立新美術館で開催。
2019年 - 2025年日本国際博覧会(万博)ロゴマーク選考委員会座長に就任。
安藤 忠雄の名言集
人間にとって本当に幸せは、光の下にいることではないと思う。その光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走っている、無我夢中の時間の中にこそ、人生の充実があると思う。
条件が悪い、難しい、それを超えていく時に人生面白くなる。
自分がやりたい仕事を誰かが用意してくれることなどありません。与えられた仕事があれば懸命にやり遂げるのは勿論だけど、本当に自分がやるべき仕事は自ら提案し働きかけ、創りだしていくしかない。そこに向かっていくことが面白い。
今は常識というものが次々と崩れています。常識を疑い、自ら新たなルールをつくる。現代を生き抜くには、そんな気構えが必要でしょう。
個性と個性がぶつかり合う中でこそ、新しい発想が生まれます。個性のない者同士がいくら意見を交わしても、そこから生まれてくるものは何もありません。
仕事をするというのは生涯かけて自分の可能性を探していくことです。こういう職業なら食いはぐれがないとか、体裁がいいとか、親や先生が勧めるからとかではなく、可能性は自分自身で探すのです。
何か自分で若い時に、興味のあるものを探さないかん。自分の面白いものを探していく間は心が燃えとる。
乗り切る方法はあとでいい。先に考えたら面白いものなんてできない。
極限の状況を乗り越えられるのは、「この先にもっと面白いことがあるぞ」と思えるからでしょう。
一流の大学を出て一流企業に行くスタイルじゃない人たちがたくさんいる訳です。その人たちにもチャンスがある時代ですよ。気持ちさえあれば必ず前へいくんですよ。
現実の社会で、本気で理想を追い求めようとすれば、必ず社会と衝突する。大抵、自分の思うようにはいかず、連戦連敗の日々を送ることになるだろう。それでも挑戦するのが、建築家という生き方だ。
真剣に仕事に向き合うというと、寸暇を惜しんで仕事をしたり、ビジネススキルを身につけようという人もいるでしょう。ですが、それよりもむしろ、新しい経験をしたり、面白いものに出合ったりすることで感動することこそ必要だと思います。
安全なところにいて、そこから外を見ているだけでは、世界は理解できません。
安心するというのがやはり一番の敵ではないでしょうか。敗戦を経て、日本は平和になりました。日本人は、石油危機や金融危機など時々、ショックを受けて慌てるが、その危機感をすぐに忘れてしまう。終身雇用も年功序列も崩壊しているのに、安定を求めて大企業に就職したがる若者が少なくないと聞きます。これでいいのでしょうか。日本人は「挑戦する」という言葉を忘れてしまったように思えてなりません。
どんなに苦しくても、自分の頭で必死に考え、自分の意見を言えるようにすることが必要だと思います。判断を人に任せていては絶対に伸びません。
たとえ負けても、次があるならば、そこに可能性を求めたい。許される限り、前へ進んでいきたい。
本気で取り組めば、面白いことや感動することが必ず出てくる。大切なのは、進路や自分の将来で迷っても、人に判断を頼らないで、苦しくても自分で考えぬくこと。
環境とは、与え、与えられるものではない、育ち、育てるものである。
人生というのは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。
最悪なのは、挑戦もせず最初からあきらめて逃げてしまうことです。失敗を恐れずで立ち向かえば、少なくとも自分自身は納得できるでしょう。