顔から火が出ましたよ（笑）。「えっ？ なんか……なんか安住さんが持っている資料の紙の裏になんか赤ペンで字が書いてあるけど、なんて書いてあるのかな？
後輩のアナウンサーにだから放送後ね、「いや、もう本当に消えてしまいたいよ」って言ったら「いやいや、安住さんそういうキャラですから大丈夫ですよ」って言われまして。
最近もう手元に原稿を置いて立ってオープニングをやるスタイルを取ってるんですけども。やっぱり原稿にその自分の気持ちみたいのを書くわけですよね。たまにね、赤ペンでね。
やっぱりちょっと本番、緊張も手伝って分かんなくなるんですよ。それで、服装と紐づけて覚えてたりするわけですよ。
覚えてるから大丈夫。で、わかんなくなった時の最後の神頼みで左手を開くんだ
「それでは、そんな新人賞を取った皆さんの歌声をじっくりとお聞きいただきましょう！」なんてさ。もうガーッと盛り上げてさ。
左手に名前一覧を書いているのが大写しになっちゃって。もう本当に、どこに落とし穴があるかわからないね！
「どうぞっ！」っつってせっかくグッと閉じていた左手がバーッと開いちゃって（笑）。
いろんなミスが起きますから。本当ですよね。こういう話がいくらでもありますけど……（笑）。
『与え甲斐がある』という噂が立ち、社内のいろんなところでおやつをもらえるようになりました
本当ですよ。ちょっとね、大人になると「美味しい！」の一言が遅くなったりしますからね。それがね、本当にダメだよということは私も後輩とかに教えているんですけどね。
喜怒哀楽っていうのは自分のためにあるのではない。隣人のための喜怒哀楽なんだ！
「ヤバ谷園（やばたにえん）だね！」とか、そういうの、ほしいじゃない？ 「厳しんご！ 厳しんご！」みたいなのをほしいなって思っているのにさ、なんかポーカーフェイスで。「うーん」って。「どっち、どっち、どっち？」みたいな。わかりづらいみたいな。
新しいね。Twitter、つぶやくように！
教えてもらうっていうのはちょっとかっこよすぎるけど、純粋にリスナーの方々から寄せられる情報をもとに商売しているっていう感じです。今放送で戦えているのは、リスナーのみなさんから教えてもらうことによって助けられているという部分が大きいです
感染者の数字に驚くしかなかったのですが、そこに自分の知っている人がいると、急に問題意識が変わりますよね。この1ヶ月のメールで、私も新型コロナウイルスに関する考え方が変化しました
私たちがやっている放送、つまりテレビもラジオも、受け手となる視聴者や聴取者の皆さんと決して強い絆っていうものを作ることはできません。
強い絆も大事なんだけど、それだけだと息がつまるから、薄くつながっている人たちをたくさん持っておくっていうことが、ピンチの時に助けてくれることがあるのではないかと感じています。
放送が担えるところで、それがこれからの社会にも必要になってくるのではないかと考えています
テレビで23年、ラジオも15年やってきたんで、そろそろ焼きが回ってきているなというのも感じているので、新しいことに挑戦しなくては