表現で過去は変えられないが、未来を変える力はあるんじゃないか。変えてごらんよ、変えてみせようよ。人間である俺たちを。それが生きているってことだよ。
目は化粧できない
人は”ありがとう”の数だけ賢くなり、”ごめんなさい”の数だけ優しくなり、”さようなら”の数だけ愛を知る
青春というと、明るくて楽しくて、というふうに思っていますが、本当は青春って、辛いものなんです。
若者たちは先行きが不安だ、光が見えないと言いますけどね、誰かの光に導いてもらうんじゃない。あなたが光になるんです。そうしたら、あなたの後ろに沢山の人がついてくるんですよ。
映画で歴史を変えることはできないかもしれないけど歴史の未来を映画で変える力はあるかもしれない。
政治家も経済家も、芸術家のように生きてほしい。それこそが、痛みを知っている敗戦国民の生き方だろうと思う
未来に向って飛び出す勇気と知恵が何処から来るかというと、未来と同じくらい長く、深い過去の歴史から学ぶことで湧き出てくるものです
映画というのはそうだなあ、「傷つきあって、許し合って、愛を覚える。」というのが、あらゆる映画のテーマでしょうかね
良い映画というのは正直に一生懸命自分が信じることを描くだけ
文化とは、言ってみれば「故郷自慢」であり、「スローライフ」であり、さらに言えば「温故知新」である
芸術はジャーナリズムだと僕は思ってるんですね。優れたジャーナリズム。平和に向かうジャーナリズムだと思うんです
ジャーナリズムとはまさに庶民1人1人が語るもの。民主主義の多数決なんかじゃありません
みんな考え方が違い、自分と考えが違う人をいかに愛するかが芸術の本質
黒澤(明)や小津(安二郎)の続きをやったら、お前達大監督だぜ。」そういうと彼らは黒澤や小津をようやく見始めるんですよ。それが伝統というのの大事なところでね
競争社会の中にある限りは、突き詰めると戦争になっちゃう
映画は機械文明が生んだ芸術ですから、表現とは発明
マイナスで考えたらマイナスのことばっかりですよ。予定通りに行くことなんて何にもない
抱負というのを持ったことがない
今の時代の危険は、全てが他人事になってしまったこと