今までとは違う世界、新しい世界が目の前に広がっています。いろんなことを学びながら頑張っていきたい
まずは私という人間がどんな人間であるかを知ってもらう必要があると思ったんですね。きちんと自分のことをお話ししよう、と決めて、公開されている冒頭部分を書き上げました。
今の私は曖昧にしておくというスキルがすっかりなくなってしまって、曖昧にしないとしたら嘘をつくしかない。でも、嘘はつけない。
よく巷でいわれる“神様は乗り越えられる試練しか与えない”とか“経験は無駄じゃない”って言葉があるじゃないですか。昔の私には何ひとつ響かなかったけれど、今ならその言葉の意味をちゃんと噛み締められる。
原稿はひとつひとつ書き上げるたびに、『あぁ、気持ちいい!』という感じで。書き終わったら担当編集の木田さんに原稿を送って、すぐに感想をいただけるのもうれしくて。
結果論なんですが、私はどんなに理不尽な目に遭わされても、されてしまった人よりしてしまった人の方がツラいはずだとあるときから思うようになりました。
子どもを妊娠したときに、まず子どもには私みたいな思いを絶対にさせたくないと思った。私みたいな親子関係にもなりたくないとも。
今、娘が9歳なんですけど、私から見ていると娘は今の時点で人生を楽しんでいるし、自分は幸せだってよく口にしているし、誰に対してもまっすぐ堂々と接している。
夫に対して、気づかないうちに母と同じことを言ってしまって、『あっ!』って気づいて反省する。知らずしらずに自分の中に根付いたものをなくすのは難しいだろうけど、ネガティブを生むことはなくしていきたいし、私は幸せな連鎖しか起こしたくないから
『ちょっといい? お話したいんだけど』とすぐ声をかけるようにしています。最近は、娘と交換日記をはじめたんです。
絶対に最後の一文は『ママ、大好きだよ』って。おしゃべりをしているときよりも、紙に言葉を書くときのほうがずっとシンプルでピュアな感情に触れられる。
アメリカ人が悪気もなくストレートに意見をいう姿を見たり、『あなたはそうなのね、私はこうなの』と人との違いを堂々と言葉にするのが当たり前の社会の中に身を置いて、今すごく楽なんです
すれ違いもないから無駄もない。もちろん日本のレストランで受ける、細やかな気遣いやおもてなしは素晴らしいと思う。でも、日常的な人間関係には不要だなと思っています。
すごく覚悟が必要だったけど、私は誰になんていわれても自分の決めたことで自由に生きていこうと決めた。その決意の背中を押すように娘を授かったんです。私はこの子の母親なのに、周りの人の無責任な言葉に私自身が振り回されていたらダメだよねって。
10年後を見据えているとしたら日々の食事だけですね。今食べているものが10年後につながっているんだろうなと考えて、10年後の自分たちを考えながら食べています。
今年はほとんどハワイにいます。でも、その時々で娘と日本に帰ってきていますよ。
ハワイでは子育て中心に過ごしています。それができているので、結果的に良かったなって。東京があってこそのハワイで、まったく違う過ごし方になるからか、より東京も好きになりました。
お休みの日などは一緒に本気で遊ぶようにしています。2人で真剣に遊んでいたら真っ黒になっちゃいました(笑)。昔から海が好きで夏は真っ黒になっていたんですけど、今では夏だけじゃなく1年中になってしまいましたね。
紫外線が本当に強いので、乾燥対策のために化粧水を塗る前にオイルを使うなど、オイルを中心にしたケアをするようにしています。それから、食べものも良いオイルを身体の中から採れるようにしています。
スクールでは毎日お弁当なので、きちんと作るようにしています。子どもの食育や身の回りの触れるものにもこだわっています。