35歳を過ぎたあたりから仕事を選ばないって決めた
いつも役づくりはしないです。相手役と会話をすることで出来上がっていくキャラクターがあると思うし、そのための稽古だと思っている
始まっちゃったら一生懸命、監督のニーズに応える。あとは場が和めばいい
自分に来たものに応えていくだけ
おいらは子供の頃から赤塚不二夫先生の作品が大好きで、すべてのキャラクターを模写していたぐらい
若いうちはテクニックもないんだから、単純に大声を出せばいい。お前の感情なんてどうでもいいんだから。
若いうちは変に気持ちを作ろうとしないほうがいい。頭であれこれ考えて変なことをして、お客さんにうとうとされたらどうするんだ。若さを武器にしてまずは力と熱とか、とにかくお前のカロリーを見せなさい。人間、頑張ることしかできないんだったら、まずは素直に頑張ろうよって感じですかね。
ミスしても、反省してる暇はないんだよ。なぜそんなことになったんだろうと考える前に、とっととあやまって次へ進め。
若いときはセンスだのってことより、どれだけ訓練したかが大事。数打ちゃ当たる、やればやっただけうまくなる。それでもうまくいかないときは、下手に焦らず、酒を飲んで時がたつのを待つ。
自分から個性派俳優を名乗ったことはないです。今回はオーデションで勝ち取った役でもないですし、『やれ』と言われたからやっているだけで思い入れもないです。役者って仕事は断っちゃいけないと思うんです。これを演ってくださいと言われたら『はい』と言える人が役者だと思うから、僕はこんな役がやりたいと言っているうちは駄目じゃないですか。
“断らないこと”。自分に来たものを全うする姿勢をとりながらも、彼が仕事をする上でもう一つ、舞台出身の古田はなによりも“現場”を大切にしている。
テレビで観る映像は立体じゃない。舞台だと客が寝ていたら起こしにいけますけど、テレビだったら照明サン、音響サン、メイクさんなどがつくってくれた世界で、あとは監督さんに言われた通りに動いてある一定のラインに達していればいいと思うくらいユルく考えています
浅くていいから、引き出しをたくさん持っておくことが大切
どんな現場で、何時に終わろうとも、とりあえず一杯ひっかけて帰る。この仕事を始めた頃からずっと変わらない習慣ですね
酒飲みながらバカ話して、あ~疲れた、寝よ、というのが身体的にも楽
敷居は低く志は高く
面目ない、、
遠くを見ればいいんだ。たいがいのものは遠くを見れば
お客さんをバカにしない心かな
ナスはほとんど味のスポンジ