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【原田 美枝子 】の名言集|名言まとめドットコム

撮影当日、母には一番のお気に入りの着物を着てもらいました。私の結婚式の時に着た色留め袖です。女性は何歳になっても、お化粧をしておしゃれをすると心が華やぐのでしょう。

すごくいいカットが撮れたので、「これはいける!」と確信。私が撮りためた動画や、私自身のインタビュー映像などと組み合わせて編集しようと決めました。

今はパソコンを使って自分でできるんですね。やり方を教えてもらって自分で行いました。編集中、母の映像に合わせて流す音楽をいろいろ探していたら、優河が作詞・作曲した「瞬く星の夜に」がぴったりだと気がついて。彼女に許可をもらい、エンディング曲としました。

編集し終えた動画を息子に送ると、「編集、いいね。すごくいい作品だと思う。エマは泣いちゃったよ」と。インターナショナルに通用する作品だと言ってもらえたので、うれしかったです。

母の不思議な発言に対して「なぜ?」と自分の心に問いかけることができた。それに45年もの間、女優として仕事を続けてきた経験があったので、1本の映画として監督することができたのだと思います。

13人の子どもを産んだ祖母の人生があり、母がいたから、私も今ここにいる。そして私には3人の子どもたちがいるのだと、映画作りを通して客観的に見るとともに、祖母や母たちの人生を時代と重ねて俯瞰することもできました

どんな人にも、映画1本分のドラマがあるはず。そのことを皆さんに知っていただき、ご自身の親やその前の世代の人がどう生きてきたのか関心を持つきっかけになるとしたら、私もうれしいです。

病院にお見舞いに行った時、「お母さん、これ好きでしょう」とお饅頭を渡すと、半分に割って「はい」と私に渡してくれました。

トイレで手を洗って、ペーパータオルで手を拭いた後、それで洗面台をきれいに拭いたのです。そういうところがすごい、と思います。

相手を思う気持ちがその人の中に残っていたら、それは宝物だと思います。私自身もそんなふうに老いていければよいのですが、結構ワガママになりそうで、それがちょっぴり怖いです。(笑)

まとめ

今回は「原田 美枝子」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「原田 美枝子」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。

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