テレビがどんどん僕から離れます
さよなら、大滝さん。あっちで天国の人々の衣装をいくら気に入っても、追いはぎなさらないように
泣いたり笑ったり、感動を共有できるのは人間だけだと思う。
僕はね、前年比という言葉が分からないんです。みんな前年より伸びないとダメと言うけど、前年と同じでいいじゃない。今の日本の「前年比感覚」は、自然と矛盾している気がするんですよ。前年比一辺倒から離れること。そこに本当の豊かさがあるはず
「豊か」という言葉を辞書で引くと「リッチにして幸せなこと」とある。幸せというのは今に満ち足りていることです。日本は、リッチではあるけど幸せがなくなっちゃった。
自然界に右肩上がりのものはないんです。それなのに世の中の人たちは、もっと良くしろと年がら年中言っている
人は他人から与えられることはうれしい。だが、与えることはもっとうれしい。いや、人に与えること、人の役に立っているという意識こそが、そもそも人間の生き甲斐なのではあるまいか。考えてみると自分の生き甲斐も、結局そこに尽きる気がする
『前例がない』ことをやるからこそ『新しい挑戦』になる
僕の場合は、最初に自分がやりたいことを箱にしまって鍵をかけて封印しちゃおうと決めたんです。自分がまずシナリオ技術者として、どんな注文にも応じられる能力を身につけようと。そういう職人になったときに初めて鍵を開けて「自分の初心」を取り出そうというふうに思ってたんですね。
脚本を書くことの最終目的は、金を得ることではなく、人様の心を洗うことである
まとめ
今回は「倉本 聰」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「倉本 聰」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。