製品・サービスにゼロベース思考を応用してみよう。もう一度最初からやり直すなら、二度と投入しない提供しない、あるいは販売しないと思うものはないだろうか?今提供している製品・サービスは、80%まで五年も経てばまず時代遅れになっているだろう。市場の変化のスピードを考えれば、一からやり直しと言われたら今さらとても、と思うものがあるはずだ。これらは提供を中止したり市場から撤退する製品の筆頭候補になる。
マーケティングには四つの柱がある。特化、差別化、細分化、集中化の四つだ。四つとも取り入れてうまく展開しないかぎり市場で生き残り繁栄することはできない。どれかひとつでも抜けていたり手薄だったりすれば、目標に手が届かないどころか破綻という結果さえ招きかねない。
出費を惜しんでコストを削る努力はいつだって大切だ。だが、いくら爪に火を灯してみても事業の成功には至らない。
「80対20の法則」とは仕事全体のうち上位20%の効率のいい業務が収益全体の80%を生み出すという法則だ。
「もっとも重要な人生の選択」とは、現在と未来の自分の姿にすべて自分が責任を取ると決めることである。この決心はまちがいなく人生の大きな転機になる。こうして自分自身に責任を持つかどうかが優れた人物と平凡な人物を選り分けるのだ。
自分の人生に責任を持つということは自分の人生について言い訳はできないし他人を責められないということである。
一度決意したらこれから先、どんな理由があっても自分の人生について他人に責任転嫁をしてはいけない。現状や過去に不平を言ってもいけない。「~だったら」「~すれば」は禁句だ。そのかわり、どうしても手に入れたいものや目指すゴールに意識を集中しよう。
他人に責任転換をしてもその問題から逃れることはできない。自分の義務を投げ出すことは、人生のコントロールを放り出しているにすぎない。責任を取れない人は自分が犠牲者であるかのように振る舞いがちだ。だが、そんな人は力強さや改新的な思想とは無縁の「人生を諦めた消極的な人」である。
人生で何かを達成するには価値の低い行動から価値の高い行動へと自分の集中する対象を変えていく能力が必要となる。
あなたの行動のほとんど全て少なくとも95%はあなた自身の習慣によって決まっている。朝起きてから夜寝るまで習慣があなたの言動や周囲の人への反応をコントロールしているのだ。人生で成功する人は「人生をよりよくする習慣」を身につけている。一方、目指す結果に到達できない不幸な人は仕事に失敗したり人生の成功を阻むような習慣を身につけてしまっている。
まとめ
今回は「ブライアン トレーシー」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「ブライアン トレーシー」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。