人生はテニスのシングルスゲームと同じで、誰かが誰かを幸福にすることなどできない。他人にしてやれることなど何もない。他人を支配するのも無理だし、支配されることもできない。もし何か他人に対してできることがあるとすれば、キラキラしている自分を見せてやることだけだ
簡単に手にはいるものに意味はない
好きな対象に対して依存しなければ、いつまでも楽しむことができる
自分の限界を知るのは大変で、大切だ。限界までいったことのない奴が、自分にはもっと可能性があったはずだと悔やんで、他人に依存するようになる
全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。だから私は信じていく
目標は自らの中に封印されていなければならない。だから目標を持つことは基本的に憂うつなことである
頭脳ではなく、内臓で書かれた小説だけがリアルなのだ
ダメな女というタイトルを見てどきっとした女はダメな女ではない
この国では、無知、あるいは知識や情報が足りないことが場合によって罪悪になるという認識が薄い
世界中が理解できる方法と言語と表現で、われわれの勇気とプライドを示し続けること
過去の政治形態は歴史です、歴史にモラルはないでしょう、いい歴史とか悪い歴史とかはない
俺達は大脳で発情する。精液が溜まって勃起するわけではない。裸の女が股を開いているところを思い描いて勃起するのだ。本当は人間には何の欲望もない。対象があるために欲望が発生するだけだ
一番自意識が過剰なのが大衆だ
快楽とは、生き延びるのに必要なことがらをやった場合に与えられる
努力して手に入れるものに価値があるというのは、芸術家とスポーツ選手にだけ言えることで、貧乏人には当てはまらない、嘘なんだ
清潔にするという行為が、集中力を生んだり、自己嫌悪を無くしたりする
お金で買えない物は沢山あるが、お金があれば回避できる不幸が多いのも事実だ
怯えていた妄想が事実になればもう大丈夫。事実に怯える必要などない。その事実を認めて何日間か泣けば良いだけだ
愛する人間が死ぬのを見るより、愛する人間が狂ってるのを見る方が辛いんじゃないかな
夢は、夢である間だけ、システムに抗する力がある。夢が作品になれば、それで終わりだ