国民のことを信用していない政治家が、国民のみなさんから信用していただけるはずがないでしょう。
言葉は体験から生まれるということです。そしてその体験というのはどんな体験かというと、骨が記憶をしているくらいの体験をしてください。
10年後の世界、10年後の日本を正確に予見できる人なんて、一人もいないと思ったほうがいい。でも、かなりの高確度で予測できる未来が一つだけあります。日本の人口が減っていくという未来です。
政治家の場合は、有名になることが目的ではない。結果や過程として、そうなることがあるだけ。
ホントにこの国に(イノベーションが)生まれるのかな? っていう危機感があります。経済は政治の顔色をうかがって、政治は経済界の認める範囲内に留める…
日本って色んな所でそうですけど、本当に困らなかったら変わらない。
絶対できる、というよりもできっこないことに挑むのは、チャレンジングでいいじゃないですか。
マスコミにいつも追われているのは、正直イヤですよ。これをイヤと思わない人がいたら、会ってみたいね。
僕は「10年に1度」批判される。
初当選した時の選挙で自民党は大惨敗し、野党に転落します。自民党批判、そして世襲への批判を、これでもかというくらいに受けました。だけど、あの厳しい批判がなければ、今はもっと苦しかっただろうなと思える。
大臣になってさまざまな批判をされている今の経験は、必ず「あの時があってよかった」と思える未来につながる。そう感じているからこそ、今の状況でも私は前向きにいられます。
面白くないと思うこともありますし、全然違うよ、切り取って伝えられてるよ、全部ちゃんと報道してよ、と思うケースもありますが、それも含めて「人知らずして慍(いきどお)らず」だなと。
重要なのは、1人が100歩進むことよりも、100人が1歩進むこと。
決まったらそれに従うのがルールです。決められた枠の中で、自分ができることを一つひとつやっていくしかありません。
常に心掛けてることは、自分の話している言葉に『体温』と『体重』を乗せることです。
民間の人たちの足を引っぱるようなことをしてはいけない。
人生100年時代という日本特有の課題、これは世界にとっては驚くべき課題。
真の豊かさとは何か、都会だけを見ていると誤るし、地方を見ると痛切に感じて、自民党を変えるために動かないといけない。
どんな状況であっても、決してブレない。変化の激しい時代だけど、変わらないものへの価値を見直す。
こども保険構想に対し、子どもがいない人は負担だけが重くなるとの批判がある。だが、このまま少子化が止まらなければ、日本は極度にアンバランスな人口構成の国になり、今の社会保障サービスを維持することはできない