あと十年生きたいが……せめてあと五年の命があったら、ほんとうの絵師になれるのだが。
葛飾北斎 (1760年~1849年/浮世絵師)
明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。
モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー (1869年~1948年/弁護士、宗教家、政治指導者)
人間は生きることが全部である。死ねば全てなくなる。
坂口安吾 (1906年~1955年/小説家、評論家、随筆家)
死のうと思っていた。 今年の正月、よそから着物一反もらった。 お年玉としてである。着物の布地は麻であった。 鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。これは夏に着る着物であろう。 夏まで生きていようと思った。
太宰治 (1909年~1948年/小説家)
噓でも冗談でもない。死んだら皆に柩の前で万歳を唱えてもらいたいと本当に思っている。
夏目漱石 (1867年~1916年/小説家、評論家、英文学者、俳人)
生きている兵士のほうが、死んだ皇帝よりずっと価値がある
ナポレオン・ボナパルト (1769年~1821年/フランス革命期の軍人)
死人を死んだと思うまい。生ける命のあるかぎり、死人は生き、死人は生きていくのだ。
フィンセント・ファン・ゴッホ (1853年~1890年/画家)
柔軟であれ。人は生きている時は柔軟である。死ねば人は硬くなる。人の肉体であれ、心であれ、魂であれ、柔軟が生であり、硬直は死である。
ブルース・リー (1940年~1973年/中国武術家、武道家、俳優、脚本家、映画プロデューサー)
愛されていると感じながらこの世に生を受け、同じように感じながらこの世を去るならば、その間に起きることは乗り越えていけるものである。
マイケル・ジョセフ・ジャクソン (1958年~2009年/シンガーソングライター、ダンサー)
人間は二度死ぬ。肉体が滅びた時と、みんなに忘れ去られた時だ。
松田優作 (1949年~1989年/俳優、歌手)