(「Too Late To Die」の意味について語った言葉)死にそこなったって歌だからな。かっちょよく死ぬ瞬間を逃してしまったんだよ。俺たち人類はもうさ生きのびちゃったんだからさ。もうかっこよく終われないんだよ。人類はだからかっこよく終われないんだから、終わらせないようにしようぜって思うんだよ。俺はな、絶対終わりたくないんだ。もうどんなに近所の嫌われ者になっても百何十才になっても元気でさ、嫌われ者のヤな頑固じじいで生き続けるんだっていう意思表明だな
甲本ヒロト
大好きなものを思い浮かべた瞬間にパワーが出るんだよ。頭ん中を楽しいことだけでいっぱいにするの、それ以外のことをすべて追い出して
甲本ヒロト
ロックンロールが大好きでバンドとかをやっていく上でどうしても失っていくものが、もしあるとしたらそんなものに未練を感じない方がいいよって僕は思うな。なぜならばものすごいみんなが気づかなかったような最後の価値観がロックンロールの中にはあるんだから
甲本ヒロト
表面上は本当かどうかなんてどうでもいいことだと思うんだよ。その先にすかし絵のように本当があるんだよ。その表面にはないんだよ。そのすかし絵の向こうに本物があるかどうかが大事なんだ
甲本ヒロト
(人生について語った言葉)テーマパーク、一生では回りきれないテーマパーク
甲本ヒロト
僕は同じスタイルをずっと演奏し続けていたとしても、その瞬間に爆発していればかっこいいと思うんだ。爆発ってその瞬間にしか存在しないわけだからさ。ちょっと目を離してたら火の粉が落ちてる瞬間しか見えない場合もあるからライブっていうのはまさに爆発する瞬間だから、そっちをやっぱり見に来てほしい
甲本ヒロト
ライブは最高の一大イベント。回数の問題じゃないんだ。1日1回しかできないしね
甲本ヒロト
もう確信、ロックンロールはけた外れに楽しい。いろんなことをやったがゆえにより強く思った。僕はロックンロール以外の全部がなくなっても全然寂しくないなと思った
甲本ヒロト
やっぱりロックンロールだと思う。とにかく興奮できることってロックだと思うんだ
甲本ヒロト
死んでから受けても意味ねえんだよ。ロックって、だから1番いいのはライブ一瞬一瞬のやりとりがロックンロールだから
甲本ヒロト
大体 “優しさ” って言葉自体がこの国では誤解されてると思ってるしさ、馴れ合いなんだもん。優しさと馴れ合いを履き違えてるよね
真島昌利
自分の歌が人にどういう影響を与えるかとかは、ほんとはたいして重要じゃねーな
甲本ヒロト
ブルーハーツとは「スケベな心」という意味なんじゃ
甲本ヒロト
お前らがライヴを見ている瞬間は、甲本ヒロト、そしてブルーハーツってバンドはこの宇宙のどこをくまなく探しても、お前らの目の前にしかおらんのじゃ。この会場には仕事やっとる奴、やっとらん奴、学校行っとる奴、行っとらん奴、いろんな人がおると思うけど、お前らはライブを見に来とる。俺らはライブをやりに来とる。それで問題なかろう。歌っとる奴は下品じゃが、歌の内容は最高じゃ
甲本ヒロト
普遍性って2種類あるじゃないですか。例えば石のようにずっとその場にあり続ける普遍性と、走り続けるっていうような動き続けてる普遍性と。ロックのかっこいい普遍性って、そこだと思うんですよ
甲本ヒロト
(歌について語った言葉)ウンコみたいなもんかな。作るっていうより、出す
甲本ヒロト
死は生の反対じゃない延長であって誰にもくるものなんだから別に恐れるものじゃないでしょ。死んだ後にいくら良い人だったとか言ったって死んじゃってるんだから伝わらない。それなら生きている時に人を誉めてあげようよ
真島昌利
初めてギターを手にした瞬間が、ロックンローラーとしては頂点なんだよ。そこから下るかキープするか、2つの道を選ぶんだよ
甲本ヒロト
例えば、マッチを1回擦るだけでもいいんですよね。何かをやろう!ってする瞬間があるじゃないですか、やり始める、それだと思うんですよ
甲本ヒロト
好きなことやんないでさぁ「ヤダだなぁ、ヤダなぁ」って 毎日過ごして生きていくよりもさ、好きなことを好きなだけブワァーってやって死んだ方がいいじゃんって俺は思うけどね
真島昌利