こころすなほに御飯がふいた
おちついて死ねそうな草萌ゆる
私が自叙伝を書くならば、その冒頭の語句として、私一家の不幸は母の自殺から初まる、と書かなければならない
家庭は牢獄だ、とは思わないが、家庭は沙漠である、と思わざるをえない。
生死の中の雪ふりしきる
水音の絶えずして御仏とあり
一羽来て啼かない鳥である
こんな良い月を一人で見て寝る。
松はみな枝垂れて南無観是音
音はしぐれか
まとめ
今回は「種田山頭火」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「種田山頭火」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。