本、絵、音楽、、若い時代に何でも吸収してほしい
それでなんとなく気がすむのだ。気がすむというのは、一番金のかからない楽しみだ。
私はやっぱり庶民的な作家で終わりたいと思っています。、、、いつ死ぬかも分からない。だから無駄弾丸は抛りたくない。、、、みんなに共感を持たれるような、そして庶民の人が読んでくれるような、仄々としたものを書きたいと思っています
おともだちについて考へてみますと、皆々おともだちのやうであつたり、また、それでないやうな氣がします。
ああ生きるのがこんなに難しいものならば、いっそ乞食にでもなって、いろんな土地土地を流浪して歩いたら面白いだろうと思う。
夜更けて墓地の方へ散歩をする。本当に死にたいなんて考えないのだけれど、死にたいと心やすく言ってみる。
一度だって、ほんとうの父に逢いたいと思ったことはない(一人の生涯)
私はあと幾年も生きてはいられないような気がしている。心臓が悪いので、酒も煙草もとめられているのだけれども、煙草は日に4、50本も吸う
これから嘘を云はない。いゝものがかけるのハ、うれしいです。それだけです。それだけでも、生きていたいです。
砂で漉した鉄分の多い水で舌がよれるような町であった
門司のように活気あふれる街でもない。
長崎のように美しい街でもない。
佐世保のように女のひとが美しい町でもなかった
自分が産んで苦しんだところの思想こそだ誰にも売り渡していない私自身の貞操だ
50歳ころまで生きることが出来るならば、50歳になって、ほんとうの『放浪記』を書いてみたいと思っている。『放浪記』にかぎらず、本当の小説というものを書いてみたいと思っている
まとめ
今回は「林 芙美子」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「林 芙美子」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。