引用元:Wikipedia
今回は有名な「中島知久平」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「中島知久平」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
中島知久平とは
中島 知久平(なかじま ちくへい、明治17年(1884年)1月1日 - 昭和24年(1949年)10月29日)は、日本の海軍軍人、実業家、政治家。中島飛行機(のちに富士産業、富士重工業を経て、現在のSUBARU)の創始者として知られ、政治家に転じてからは大臣や政友会総裁を務めた。
近衛内閣では鉄道大臣を務め、昭和13年(1938年)12月2日に鉄道幹線調査分科会をつくり、同年には海底トンネルのための地質調査も始めさせ、その大陸連絡構想は戦後の新幹線に影響を与えた。
中島知久平の名言集
金を使って宣伝することはたやすい。 しかし、口伝えで、中島はなかなかよくやるよいところだとか、あの会社の人達はよい人達だとか、悪いとかは、ほとんど人の噂から判るもので、女中の気持ちさえも掴むことが大切なことだ。 あまり妙にちびると、お互いのコンペティションのときなど、細かい気配りに対して受ける信用は、一寸したつまらないところで大いに効果があるようなものだから、そんなことでちびるものではない
日本は今は焼け野原である。しかし、私は日本の復興は意外に早いと思う。日本の民族は優秀である。特にその科学的技術において、決して欧米のエンジニアに劣るものではない。
いま会社は今後どうなるか見当がついていないので大学出はあまり欲しくない。飛行機の将来は分からないので、10年後には課長になれるだろう、20年で部長だな、と思っているなら入社を止めなさい。もう一日よく考えて再度明日来なさい
僕は戦争に負けたとは思っていない。太陽が雲にちょっと隠れただけで、そのうち雲が通り過ぎれば、太陽は再び輝き始めるだろう
もし対等の資源を与えられたならば、少なくとも中島飛行機の技術はアメリカには負けていなかったと思う。したがって、負けたからだめだ、というような心理的な敗北感をいつまでも持たないで、早く自分の気持ちを復興させることだ。
貧乏国日本が列強並みに建艦競争をつづけるのは、国費のムダづかい。そんなことをしていてはやがて行き詰る。能率的軍備に発想を切り替え、二艦隊(軍艦八隻)をつくる費用で、八万機の航空機を作るべし。
(大怪我をした佐久間を気遣って)佐久間君、その頭で帰れるかい?
お前、もう少し勉強しなきゃ駄目だぞ。三菱と中島はライバル同志だ。 そこへこういうものが欲しいといえば、中島はこれこれに使うとすぐ判ってしまうではないか。 うちは三井と結んでいるのだから、そちらから照会を出せば、向こうでボロが出ないようにうまくやってくれる
そしてもう一つ、中島とは関係無く、社会・経済・政治等に関する国内外の学者を集め、日本の国の経営に関する諸問題を研究するため、それに専念できる施設とともに、学者たちの住宅もここに作りたいのだ。
植木屋は煙草を吹かしながら、半日以上何もせず、ただ空を眺めている。あの枝はどういう形にしたらよいかを考えているのだ。 朝から晩までハサミをただ動かしているようでは、よい植木屋とはいえない
もし外国の飛行機と戦って負けたとき、真似をするのがイヤだったからと言い訳ができるか
必ずや近い将来に日本の産業は復活する。
経済的に貧しい日本の国防は航空機中心にすべきであり、世界の水準に追いつくには民間航空産業を興さねばならない。
(部下の不手際で飛行機8機を消失したとき、実際には保険はそれほど掛かっていないにもかかわらず)佐久間、心配することはない。保険が掛けてあるから大丈夫だよ
東洋一の飛行機工場が出来るのだが、君はそこに行く気はないかい?
国家のために働くのが自分の使命で、そのために女房は必要ない
俺の財産は土地でも、金でもない。一人当たり何万という価値をもつ技術屋を、四十人も五十人も持っている。それが唯一の財産だ。その財産は、ほっておいてもどんどん価値が増えるのだよ
日本は今、敗戦で惨めな状態にあるが、その潜在的工業力は素晴らしいものがある。十年先、二十年先には、世界各国から、飛行機も自動車も化学肥料も、なかには日本でほとんど産出しない鉄鋼でさえ、原材料を送って日本で造ってもらう方が有利というようなことで、これらの原材料を積んでくる船や、製品を送り出す船で、日本の港は溢れるようになるだろう。
(国産飛行機の性能は、欧米と比較し、まだ十年の遅れがあると見て)その差を縮めるには、まず追いつき、次に追い抜くという精神でいかねばならない。 そのためには、欧米の良いところはどんどん吸収せねばならない
本来ならお前を外国へやらせたいが、外国へ行くと10万円かかる。その代わり、好きなエンジンに自由に取り組んでみたまえ。 ものにしてやるから