西暦2000年代の偉人

【宮崎 駿】の名言集|名言まとめドットコム

自分が善良な人間だから、善良な映画をつくるんじゃないですよ。自分がくだらない人間だと思ってるから、善良な映画をつくりたいと思うんです。善良なことが自分の中じゃなくても、どっかにそういうものがあるんじゃないかと思う気持ちがなかったら、とても作品をつくれないわけです。

企画の発端っていうのは思い付きでも何でもいいんですよ。ただそれに肉付けしていく過程でキチンとやらなくちゃいけないんです

自分で、すぐ自分を許せる人間は、大した仕事をやらない。

最新流行のものはほとんど見てない。「好きなことをやってるだけで十分だ」って言って、昔ながらに生きているんですよ

「おまえのところには悪人が出てこないな」っていうふうに言われますけど、悪人が出ないようにしてるんであって、僕は回復可能なもの以外は出したくないです。

いつの間にか、シャープペンシルで描く中国のアニメーターにほとんど依存するような形に日本のアニメーションがなっちゃって、自分たちはもう、そこに根を下ろすことができないんで。もうジブリひとり旅に行くしかないっていう

本当に愚かで、描くにも値しない人間を、僕らは苦労して描く必要はないですよ!

ぼくらが子供のころにみたものや聞いたものをいじくって、自分たちの味付けで出しているだけです。バトンタッチみたいなもんです。これを次の世代の人に渡せたらいいですね

みんなヒーヒー言って、安い賃金で、肩を凝らしながら夜中まで灯りをつけてゴソゴソやってね、それで描きたくもないものをなんで描かなきゃいけないんですか。僕は描きたいものを描きたいですよ。

人間の中に、暴力・攻撃的な衝動というものが、あるんだと思うんです。それをなくす事は出来ないので、むしろどういうふうにコントロールするかという事が、人間や人類に課せられた大きな課題だと思うのですけども

僕は自分たちの仕事をクリエイティブな仕事というよりも、リレーのように考えています。僕らは子供の時に、誰かからバトンを貰ったんです。そのバトンをそのまま渡すんじゃなくて、自分の身体の中を一度通して、それを次の子供たちに渡すんだという

一人ひとりが立ち止まったら、色が黒かろうが白かろうが、ボスニア・ヘルツェゴビナにいようが奥尻島にいようが、みんな同じなんだ。家族のことを思って泣いたり叫んだり

半端な仕事はやっちゃいけないですね。それは本当に思います

人もミミズもみな同じというところに、もう一回戻ったほうがいいよ

商売ってのは、苦労するに決まってるんです。

本を読むから考えが深くなる、なんていうことはあまり考えなくてもいいんじゃないでしょうか。本を読むと立派になるかというとそんなことはないですからね

才能とは、情熱を持続させる能力のこと。

最近の映画には成長神話みたいなものがあって、そのほとんどは成長すればなんでもいいと思ってますね。だけど現実の自分を見て、お前は成長したかと言われると、僕なんか何かこの60年、ただグルグル回っていただけのような気がするんです

結局、趣味持ってる奴は駄目ですね。全部アニメーションに吸い取られてしまった人間でないと。

一人ひとりが自分は何をするかを考える時です。それぞれができる範囲のことをやればいい。木を残すことと近所を掃くことは、価値としては同じではないかと思うのです

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