いくら判断が正しかったとしても、決断しなければそれは絵に描いた餅にすぎない。だが、決断には基準となるものがない。材料がない。だから迷う。野村は「これに賭ける」という対象を探し出すことで多くの決断を下してきた。
特に若い人には『夢を持て、夢を持って生きろ』、この一点だけでいいと思う。『若人よ夢を持て』、それで十分だと思う。『俺は大人になったらこうなる』という明確な夢があると、本当に楽しい。俺の経験からいうとそうだ
「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。
京都の片田舎にある無名校から、十把一絡げのテスト生として入団した私は、最初から努力以外にこの世界で生きる術はないと分かっていました。だから連日連夜、誰よりもバットを振りました。3年目でレギュラー、翌年にはホームラン王になれたのも猛練習のおかげです。
うまくいっているときは、周りに人がたくさん集まる。だが、一番大切なのは、どん底のとき、誰がそばにいてくれたかや。
好かれなくても良いから、信頼はされなければならない。嫌われることを恐れている人に、真のリーダーシップは取れない。
楽を求めたら、苦しみしか待っていない。
「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。
1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう。
失敗の根拠さえ、はっきりしていればいい。それは次につながるから。
ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる。
自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が始まる。
人間はなぜ生まれてくるのか、一回くらい考えろ
どうやったらライバルとの競争に勝てるか考えたとき、1日24時間の使い方の問題だと思った。
「失敗」と書いて「成長」と読む。
優勝というのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。優勝するにふさわしいかどうかで決まる。
組織はリーダーの力量以上には伸びない。
「叱る」と「褒める」というのは同意語だ。情熱や愛情が無いと、叱っても、ただ怒られているというとらえ方をする。
コーチの第一義は、自信を無くしている、目標を失っている選手に、いかに意欲を出させるかということ。
リーダーシップとは人を動かす、先を読むこと。人を動かすのは生きがい、夢、希望、目標、目的、ビジョン、興味、関心。