引用元:Weblio 辞書
今回は有名な「ジェームズ ボールドウィン」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「ジェームズ ボールドウィン」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
ジェームズ ボールドウィンとは
ジェイムズ・アーサー・ボールドウィン(James Arthur Baldwin、1924年8月2日 - 1987年11月30日)はアメリカ合衆国の小説家、著作家、劇作家、詩人、随筆家および公民権運動家である。代表作に『山にのぼりて告げよ』がある。
ボールドウィンの著作の大半は20世紀半ばのアメリカ合衆国における人種問題と性の問題を扱っており、黒人であり同性愛者であることに関した、アイデンティティへの疑問と探索、社会的・心理的圧力がテーマになっている。
ジェームズ ボールドウィンの名言集
子供は大人のいうことを聞くのは得意じゃない。だけど、まねをするのは抜群にうまい
あらゆる社会で最も危険なものは、失うものなど無い人間である。
人生を信じなさい。そうすれば人生はあなたに喜びと悲しみ、そして知るべきすべてのことを教えてくれる
人は望むだけ自由になれる
直面したからといって、全てを変えられるわけではない。だが、直面しなければ何ひとつ変えられない
事はすでに始まっている。やるべき時はいつでも今なんだ。
人々が声を上げるのは、変わるよりずっと容易い。
未来は天国に似ている。誰もが賛美するが、今すぐそこに行きたがる者はいない
私は世界中のどの国よりもアメリカを愛している。だからこそ、この国を批判する権利をいつまでも主張しつづけるのだ
(年上の作家リチャード・ライトについて)私にとって世界で最も偉大な黒人作家
私はリチャードのことを知っているし、愛してもいる。私は彼を攻撃しているのではなく、自分として何かを明らかにしようとしただけだ
あらゆる芸術は、ある種の告白であり、どちらかというと回りくどいものだ。すべての芸術家は、生存するつもりなら、最終的にすべてを話し、苦悩を吐き出さざるを得ない。
(アフリカ系アメリカ人の画家ビュフォード・デラニーについて)黒人が芸術家になれるという最初の生きている証。暖かい時と不敬でもない場所で、彼は私の先生であり私は彼の生徒であると考えられた。彼は私にとって勇気と強さ、謙遜と情熱の見本になった。絶対的な強さ、私は彼を見て何度も揺り動かされ、私は彼が折れたのを見たが決して屈服するのを見たことはない
I learned in New Jersey that to be a Negro meant, precisely, that one was never looked at but was simply at the mercy of the reflexes the color of one’s skin caused in other people.(私はニュージャージーで黒人であることはまさに一顧だに値せず、肌の色が他の人々にもたらす反射神経のなすがままにあるということを身を持って学んだ)
ヨーロッパは一人の男が例えばウエイターであっても、その仕事に誇りを持てる社会であり、被害妄想的な階層意識に縛られていない。アメリカ人作家はだからヨーロッパに来て初めて誰とでも何の気兼ねもなく話をすることができる
私はほどなく悪名をはせ、私がそばを通り過ぎると、子供たちはくくっと笑い、大人はささやき合うか私の背後から罵声を浴びせた。彼らは私が気が狂っていると本気で信じていた
生きている黒人でこうした激しい怒りがその血管の中に流れていない者はいない。それを意識しながら生きていくか、それに身を委ねるかしか選択の余地はない。私はこの怒りの熱病にその後も何度もとらわれ、今もそうだ。私が死ぬ日までこれから解放されることはないだろう
彼の父親は白人はすべて邪悪であり、神はやがて白人を貶めるであろうと言った。父親はまた、白人は決して信用してはならず、白人が言うことは嘘ばかりであり、黒人を好ましく思った白人など誰もいない、ジョン、お前は黒人であり、もう少し大きくなれば、白人がどれだけ邪悪になれるかすぐに分かることだろうと言った
私がアメリカを去った理由は、私にはアメリカで肌の色の問題がもたらす憤激を乗り切ることができないのではと思ったからだ。〈今も時々そう思うことがある〉。私は自分が単に一人の黒人と色分けされることが嫌だったのだ。いや、黒人の作家として遇されることもだ。私は私が経験してきた私独特のことがどのようにしたなら他の人々の共感を得ることができるものか知りたかった。私と彼らを隔絶することなく
まとめ
今回は「ジェームズ ボールドウィン」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「ジェームズ ボールドウィン」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。