チャンピオンになるために必要なことが3つある。1.チーム全員が、たった一つの同じ目的を持つこと2.目的を達成するために、全員が献身すること3.チームのために自らを犠牲にする覚悟を全員が持っていること
敗北を他人のせいにする人間は、永遠に勝利者にはなれない
チャンピオンになりたければ、チャンピオンらしく振る舞え。チャンピオンになったら、チャンピオンらしく振る舞うのではない。チャンピオンになりたいと心から願い、チャンピオンが取るべき行動をとった者たちの中から、真のチャンピオンが一組だけ選ばれるのである。
フットボールには、我々が人生で学ぶべき要素が集約されている。それは、『勇気と忍耐とチームワーク』である。
いかなる優れたリーダーでも、戦いに勝ち続けなければその地位にとどまることはできない。戦いの結果がすべてを決めるのだ。
コーチの個性が、チームの個性を創り出す。だから、自分の個性に合わないようなチームを創ろうとしても無理だ。
目標と目的は常に関連付けられていなければならない。チャンピオンになることが目標だと言うならば『なんのためにチャンピオンになるのか』も明確に定められていなければならない。
君たちにとってこの世で最も大切なものが3つある。神様と家族とフットボールだ。そして、重要さの順番も常にこの通りでなければならない。
人格の中で最も重要な要素とは『強靭な精神をもっている』ということだ。『強靭な精神をもつ人間』とは、勝利のために自らを犠牲にする人間であり、規律ある意志を持つもののことである。
コーチが自信に満ちあふれていないときは、練習場に現れてはいけない。
『多分負けるだろう。』と思いながら試合に臨むチームは、多分試合に負けるだろう。
試合におけるミスは練習で修正されなければならない。ただし、いったん練習で修正されたならば、ミスのことは皆で忘れて上手くいったことだけを記憶するのだ。いつまでもミスしたことをコーチが非難し続ければ、その結果ミスを避けることだけが選手の目的になってしまう。
チームが一丸となり、選手たちがお互いを信頼しあい一体となったとき、チームは力を発揮する。そういうチームを作るのだ。
常にチームに改革を起こさねばならない。しかしながら、改革は一晩で起こるものではない。腰を据えて、時間をかけ、じっくりと改革するのだ。
どのチームもどの選手も、試合に出ているものは皆、一生懸命に戦う。それでも勝利を手にすることができるチームはたった一つだけだ。だからこそ、勝利のために戦うのだ。
選手たちを『信じ込む人間の集団にする』ことが私の仕事である。
おじけづいてはいけない。ビクビクしていたら、相手にナメられるだけだ。前を向き、胸を張って進めば、恐れるものなど何もない。君がまっすぐ前に進めば、その向こうには勝利が待っている。
美しく勝つ必要などない。自分のベストを尽くして勝てばそれでよい。
伝統を軽んじる人間に勝利はありえない。
私は『粘り強くやりぬく』以外の方法を知らない。