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【アーノルド J トインビー】の名言集|名言まとめドットコム

引用元:Google Arts & Culture

今回は有名な「アーノルド J トインビー」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「アーノルド J トインビー」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?

アーノルド J トインビーとは

アーノルド・ジョゼフ・トインビー(Arnold Joseph Toynbee CH FBA、1889年4月14日 - 1975年10月22日)は、イギリスの歴史家、歴史哲学者である。

多数の著書を持ち、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスとキングス・カレッジ・ロンドンの国際史研究教授でもあった。1918年から1950年まで、トインビーは国際問題の第一人者として活躍した。

代表作は『歴史の研究』(A Study of History、1934-1961年 全12巻)である。論文、記事、スピーチ、プレゼンテーションなどを大量に発表し、多くの言語に翻訳された数多くの著者を持つトインビーは、1940年代から1950年代にかけては、広く読まれ、議論される学者であった。しかし、1960年代になると、彼の大作は主流の歴史家の間では人気がなくなった。トインビーは、事実に基づくデータよりも神話や寓話、宗教を好んでいるという認識があったためである。

叔父のアーノルド・トインビーとの区別のため、ミドルネームの”J”を入れて表記されることが多い。

参考:Wikipedia

アーノルド J トインビーの名言集

現代人は何でも知っている。ただ知らないのは、自分のことだけだ。

日本人が歴史上残した最大の業績は、世界を支配していた西洋人が「不敗の神」ではない事を示した点である。

言葉、文明、文化というものは、寒冷の地とか、貧しいところとか、つまり環境の悪いところから起きている。

一つの国が滅びるのは戦争によってではない。天変地異でもなければ、経済的破綻によってでもない。国民の道徳心が失われた時、その国は滅びる。

文明が挫折する根本の原因は、内部の不和と分裂である。

ユダヤ人は歴史的にも法的にもパレスチナに対する権利を持っていない

創造的な人間は、ある事業を成就したのちにおちいりがちな受動的な錯誤は、昔大いに努力したから、「その後はずっとしあわせに暮らす」資格があると夢想して、愚者の楽園で「漕ぐ手を休める」ことである。

第二次世界大戦において、日本人は日本のためよりも、むしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉大な歴史を残した。それらの国々とは日本の掲げた短命な理想、大東亜共栄圏に含まれた国々である。

主張が対立する場合には、アラブ人の家や財産に対する人権が他の全ての権利に優先する

宇宙飛行士の冒険心と勇気は全面的に賞賛すべきものだ。しかし、ここで想起せねばならないのは、何百人、何千人という科学者、技術者の熟練、苦労、献身、忠誠の支援がもしもなかったとしたら、宇宙飛行士という人類のスターは地面を飛び立つことすらできず、まして月に到着することも無事帰還することもできなかろうということである。地上で働くこの無数の功労者の業績の方が、宇宙飛行士の功績より倫理的にはずっと感動的なのである。

国家主義精神は、種族主義という古いつぼの中で民主主義という新しい酒をつくるための酵母である。

宗教の創始者たち(イエス、ブッダ、老子)は、宇宙の本質とは何か、精神的な本質とは何か、現実の本質とは何かについては、それぞれ独自の考えをもっていて相いれなかった。しかし、道徳的な教えに関しては、彼ら全員が一致している。たとえば、物質的な富の追求は間違った目的であるという解釈である。また、没我性と他者への愛を持つことこそが、人生における幸せと成功の鍵であると口をそろえていっている。

日本はやがて日米同盟から離れて、東アジア諸国との経済圏に属していくようになるだろう

(1967年に伊勢神宮を訪れた際にこう記した)私はここ聖地において、すべての宗教が根源的に統一されたものであることを実感する

人間の魂はいずれも、善と悪とが支配権を争って絶えず戦っている、精神的戦場である。

人間はこれまで、技術面にかけては驚くほど豊かな才能を示し、総意も発揮してきましたが、こと政治にかけては逆に、驚くほど能力も総意も示していません。

(人間の運命は)次に起こす行動によって、良くも悪くも変えることが出来る。

現代社会の病根を直すには、人間の心の内面からの精神革命による以外にない。

人類の生存に対する現代の脅威は人間一人ひとりの心の中の革命的な変革によってのみ、取り除くことができるのです。

あらゆる生物は本来、自己中心的であり、貪欲ですから、権力を握った人間は、その掌中にある人々の利益を犠牲にしても、なおその権力を己の利益のために乱用したいという強い誘惑にとらわれるものです。

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