引用元:朝日カルチャーセンター
今回は有名な「アルボムッレ スマナサーラ」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「アルボムッレ スマナサーラ」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
アルボムッレ スマナサーラとは
アルボムッレ・スマナサーラ(シンハラ語: අලුබෝමුල්ලේ සුමනසාර Alubomulle Sumanasara、1945年 - )は、スリランカ出身の僧侶。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老であり、スリランカ上座仏教シャム派の日本大サンガ主任長老、日本テーラワーダ仏教協会長老、スリランカ・キリタラマヤ精舎住職。日本において仏教伝道、および瞑想指導を行う。『怒らないこと』(サンガ新書)など多数の著書がある。仏教とは今この場で役に立ち、自ら実践し理解する智慧の教えであると説く。
日本で活動する理由は、日本人が仏教を何も分っていないと思ったからであり、一方、駒澤大学時代における学生との交流から、日本人は躾がされていて性格的にはしっかりしており、納得のいくことを言われればきちんと実行するので、難しい仏教でも頑張れば出来る人々だと思ったからだと述べる。
アルボムッレ スマナサーラの名言集
生まれたばかりの赤ちゃんは何もできません。でも、生まれてから毎日毎日学んでいるでしょう。そうやって死ぬまで学ぶんです。
私たちの本能が汚れているのは仕方がないが、もっと悪いのは、偽善的にそれを隠そうとしているところです。
美しい心の持ち主には世界は美しく映ります
あまりにも遠大な目標を持ちすぎると、そこにつけ込む人も現れます。
人を羨む気持ちが生まれたらどうすればいいか。まず、猛毒だと思ってすぐにつぶすことです
観念的な理想と文学的な遊び心で作る名言が、世の中を善い方向へ変えるならば、今の私たちには何の問題もないでしょう。わかりやすくいえば、「考える」ことも「言う」ことも、いたって簡単ですが、「実行」はそううまくいかないということです。
自我というのは錯覚なのです
実はいつも「忙しい、忙しい」といっている人は、一見まじめなようですが、「怠け者」です。
ものを捨てるときは、いい気分で捨てましょう
「社会の歯車」という言い方がありますが、人間一人ひとりは、歯車でさえない。せいぜい水道の蛇口を締めるときに使う、ゴムのパッキンくらいの存在です
平気で悪いことをする人々は、ただ単に根性が弱く、心の叫び声に負けているだけです。善いことをする人が勇者なのです。
社会に迷惑だから悪いことをやめましょうと言うのは偽善であって道徳ではありません。おのれの心が汚れている、悪いことをしようと切望している、それと戦えと言うのが本当の道徳であり、倫理です。
自分も世界も因果法則によって起こる一時的な現象だと理解する人は、一流の“人生の整備士”になれます。
祈るくらいなら努力してください。
シンプルライフというのは、そうでない生き方のおかげで成り立っているのです。ファーストライフが悪いのだったら、スローライフも悪いのです。
妄想しているから、ストレスがたまるのです
危険だと承知のうえで、最大限の注意を払いながら生きてゆく。
妄想とは、現実をありのままには認識しないで、自分の好みで、主観で認識することです。頭の中で概念だけが回転する状態です。
感情にまかせて突っ走る人は、ただうるさいだけです。迷惑です。
仏教では、知識をやみくもに増やすことを推奨しません。人生に役立つ程度に知識を増やし、それを使っていく。それ以外の、自分の人生にとって役に立たない知識は、まったく憶える必要はない。これが、仏教の「知識」に対する姿勢です