引用元:Toyo Keizai
今回は有名な「山田 昭男」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「山田 昭男」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
山田 昭男とは
山田昭男(やまだ あきお、1931年(昭和6年)10月7日 - 2014年(平成26年)7月30日)は、日本の実業家、演出家。未来工業の創業者。
1931年(昭和6年)、中国上海に生まれる。1948年(昭和23年)、旧制大垣中学校(現在の岐阜県立大垣北高等学校)を卒業。岐阜県を拠点に演劇活動を行い、劇団「未来座」を設立。1965年(昭和40年)、劇団の仲間とともに建設用電設資材メーカーである未来工業を設立し、同社社長となる。1991年(平成3年)には同社を名古屋証券取引所市場第二部へ上場させる。2000年(平成12年)に同社相談役。若き日の演劇活動の経験から、休日を増やし生産性を向上させる仕組みづくりなど、企業活動でもユニークな方針を打ち出してきたことで知られる。さらにメセナ活動として演劇への市民の招待や、映画制作などを行ってきた。
山田 昭男の名言集
基本的にランニングコストは全部原価にボディブローで跳ね返ってくるから、意外とバカにならない。
日本人は、みんな一緒が好きだからな。人と違うことをするのを怖がる。それがダメなんだ。だから若い人も新しいことを始められない。せっかく若いのに、もったいない。
どっちが正しい道かなんて聞くなよな。そんなものわかりっこないんだから。
ムチ(鞭)が無くても社員は動く。それを知らないのはムチ(無知)な上司だけ
日本人はもともと農耕民族だから、止めるのも下手なんだ。雨が降ろうと日が照ろうと畑に出ないといけない、そのころからの習慣だろうな。でもビジネスの世界でそれはまずい。ダメだと思ったらすぐ止めろ。
戦後、日本の教育は、子供たちを「バカにする教育」をやってきたとしか思えないんだよ。「考えるな」「皆と同じことをやりなさい」という教育だね。
簡単明瞭なんだよ。プラス思考の道を選べ。
社員に任せすぎて失敗したことがあるかどうかなんて「報告禁止」なので知りませんが、休日も多くて労働時間も短かいし、上司への報告も禁止になっているといいかげんなことなんて出来なくなります。限られた時間で成果を上げるために必死になるもんです。
しかし私どもは、商品を開発する際、他社がまだやっておらず、他社の特許も侵害しない工夫を必ず込めるようにしている。当然、新しい工夫を思いつかなかったら、商品として発売することはない。つまり、差別化しにくい分野でありながら、何らかの差別化が実現できた新製品だけを世に送り出しているのである。
かけるべき良いコストがある。売れるものほどコストをかけるべきだ。
そこで私は、「残業をしたいのは君たちの勝手だが、残業をするなら、そのときかかった電気代を、残業した人間が負担してくれ」といった。するとその後はだれも残業しなくなった。
世の経営者に対して、ひとつ意見しておきたいことがある。一般的に、会社で一番給料が安いのは、入社したての女性社員だろう。その女性社員でも、自動車は自分の給料で購入している。そんなのは当たり前のことだ。「ウチは給料が安いから、社員には自動車を一台ずつ買ってやろう」などと考える社長は一人もいない。ところが、会社で一番高い給料をもらっている社長は、自分の金で自動車を買わない。必ずといっていいほど会社の金を使い、女性社員よりもはるかに高級な自動車を購入する。そして会社の金でガソリンを入れ、会社の金で車検を受けて、その車をプライベートの遊びにも使っている。そんな社長の姿を見た社員が、果たして会社のために頑張って働いてくれるだろうか。私は絶対に一生懸命働いてくれなくなると思う。普通の人間ならバカバカしくなって当然だろう。
いつも私は、「残業するくらいなら、お客によそで買ってくださいとお断りしなさい」っていっている。お客が逃げてしまうなことはないよ。
人間をコスト扱いするな
経営者が知恵をしぼって従業員が働きやすい環境をつくり、従業員が意に感じて一生懸命に働くという、ごく当たり前の経営のあり方が、残業問題のみならず、全国の7割にものぼる赤字企業の、黒字化への何よりの処方菱になるだろう。うちはべつにユニーク経営をしている会社ではなく、普通の会社なんだよ。
中小企業には「人・物・金」全てありません。社員のやる気1本立て興業です
誰だって立ち止まって迷うことがある。
私はかつて、「残業をすると解雇するぞ」と話したことがある。そういうと、幹部社員は、「そこまでやったらかわいそうだ」と反論してきた
人間が人間を評価する限り”成果主義”を採用するつもりはない
残業したい?だったらもう一人雇いなさいよ