物語を手がかりにして、「横道」にそれていくということをやりました。「横道」にそれていくことが、子どもにとっては面白いのです
(使用していた国語の教科書は、軍国主義を理由に3分の2は墨で塗りつぶされて真っ黒だったため)ぺらぺらでこんなものでは授業なんかできないと思いました。それでもなんとか生涯に渡って子供の記憶に残る授業をしたいと考えていました
答えは後回しでもいい。疑問をもつことが第一歩
すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる。私はそう思うのです。20年、30年先を見た長期的な学力、能力を身に着けるためには、やはり「銀の匙授業」 でやったように、枝葉にまで疑問をもち、その疑問に対してじっくりと腰を据えて考えるという やり方でないと、なかなか効果は上がらないのです
20年はまだ生きられると思った。それで、源氏物語の現代語訳に取り組んだのです。源氏物語は長編なので現代語訳には時間がかかります。でも、20年生きられるなら、できると思いました
教師であれ親であれ、頭ごなしに「こうやれ、ああやれ」と押し付けていたら、 いつまで経っても子供のやる気は起きません。教育というものは、子供の力をどんどん引き出す方に進むべきなのです。 子供は、ひとたび自然と何かに興味を持てば、自分から進んでやるようになるわけですから、子供が遊ぶような 感覚で学んでいけるように仕向ける事が大事
(健康の秘訣)よく噛んで食べること。胃の負担が少なく、脳も刺激するのでボケない
学びとは時に意味がなくても面白ければいいのです
小学校のときの体験があるものですから、国語教師になったときから、生徒の記憶に残る授業をするためには、教科書ではなくて、何か一つの作品を使わなくてはだめだ、という考えがあったのです
当たり前だと思われている事に疑問を抱くところから、考える幅がグーンと広がっていく
まとめ
今回は「橋本 武」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「橋本 武」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。