本来お世辞というものは、女の身にぴったりと当てはまる衣装である。
臆病の虫に取り付かれると、その人はよきことを行わなくなる。
子供は眠っているときが一番美しい
女性は実体で、男性は反省である。
女は、自分の前を通った婦人の眼が自分を注目したか、否かを直感的に悟る術を心得ている。女が身を飾るのは、ほかの女たちを意識しているからである。
その女を手に入れることができない期間だけ、男はその女に熱狂させられる。
裏切り者の中で最も危険な裏切り者は何かといえば、すべての人間が己自身の内部に隠しているところのものである。
精神の闘いでは、独身者のほうが世帯者よりもずっと危険をおかし得る。
忘れるということができない者は、分別のある者にならない。
皮肉には主観性の資質がある。
人生は、後ろ向きにしか理解できないが、前を向いてしか生きられない。
人生の初期において最大の危険は、リスクを犯さないことにある。
信念は理屈をも超越する。
祈りは神を変えず、祈る者を変える。
汝が汝自身のごとく隣人を愛するとき、汝はまたその隣人を愛するごとく、汝自身をも愛さねばならない。
めったに使われない思考の自由の代償として、人々は言論の自由を要求する。
絶望とは死にいたる病である。自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、死ぬべくして死ねないことである。それは死を死ぬことである。
哲学は踏み出す一歩一歩ごとに皮を一枚ずつ脱ぎ捨てるのだが、愚かな弟子どもは、その皮の中へもぐり込んでゆく。
行動と情熱がなくなると、その世界は、妬みに支配される。
すべてか、しからずば無