引用元:稲垣足穂に関する名言集・格言集
今回は有名な「稲垣 足穂」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「稲垣 足穂」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
稲垣 足穂とは
稲垣 足穂(いながき たるほ、1900年12月26日 - 1977年10月25日)は、日本の小説家。
1920年代(大正末)から1970年代(昭和後期)にかけて、抽象志向と飛行願望、メカニズム愛好、エロティシズム、天体とオブジェなどをモチーフにした数々の作品を発表した。代表作は『一千一秒』、『少年愛の美学』など。
自身で「一種の文学的絶縁とニヒリズム」と呼ぶ『一千一秒物語』に、師の佐藤春夫は「童話の天文学者-セルロイドの美学者」という序文を書き、芥川龍之介は「大きな三日月に腰かけているイナガキ君、本の御札を云いたくてもゼンマイ仕掛の蛾でもなけりゃ君の長椅子には高くて行かれあしない」と寄せた。宇野浩二は「新鮮な特異な物語」と評し、星新一は「星をひろった話」について「ひとつの独特の小宇宙が形成」された「感性による詩の世界」と述べている。
参考:Wikipedia
稲垣 足穂の名言集
(火事で家のものが全部焼けてしまった際)自分の書いた文章を引用したかったら、また自分でつくればよい。
金銭と名誉は着手のきっかけにはなるであろうが、いったん仕事に取り付いたらばそれを忘れるようでなければならない。
曾(かつ)てこの辺にはびこっていた精霊たちは、いまは昇華し尽くして、宇治全体が『影を喪失した大いなる影』になっている。紅い靄(もや)の上方に『藤原氏の白い月』が残っている明方などには、いっそうそのことが思われるのである。
「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
男には冒険とオモチャが必要なんです。
『木幡はいと恐ろしき山』(枕草子)成程その頃は、盗賊以外にさまよう霊があった。然し、たとえば月光を触媒として感知されてであろう在りし日の名残りも、ずっと昔に分裂し、光と振動の中に溶解してしまった。
只自分に対する絶望のみが道をひらく、その他に手はない。
愛とか、夢とか妙なことをいうやつは嫌いです。何のことやらわからんからです。
今晩のあなたの夢はきっといつもとは違うでしょう
女性はお化粧、男性は抽象。
人間は糞と小便の間から生まれる。
僕は数学者の魂を尊敬している。
近頃の文士はなんですか、食いものや男女間の感情におぼれてばかり。文化人と称する連中も千代紙細工かニセモノづくし。文明がありません。
生死などはに何でもない、つまらない事柄なのだ。ただ、生きていく態度が重要なのだ。
花を愛するのに植物学は不要である。昆虫に対してもその通り。天体にあってはいっそうその通りではなかろうか?
(一千一秒物語について)私が折にふれてつづってきたのは、すべてこの作品の解説にほかならない
孤独とはただ一人と云うことではない。孤独とは常に汝の愛し信ずる者と共にあることだ。
悲しまなくては精神的発育は止まる。
まとめ
今回は「稲垣 足穂」の名言・名セリフ集をご紹介しました。
お気に入りの名言や心に響く名言は見る人によって変わります。
「稲垣 足穂」の名言には、今回ご紹介していないものの中にも、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言を見つけてみてください。