引用元:プルースト氏の偶然
今回は有名な「ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルースト」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルースト」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
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ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルーストとは
ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルースト(フランス語:Valentin Louis Georges Eugene Marcel Proust,1871年7月10日 - 1922年11月18日)は、フランスの小説家。畢生の大作『失われた時を求めて』は後世の作家に強い影響を与え、ジェイムズ・ジョイス、フランツ・カフカと並び称される20世紀西欧文学を代表する世界的な作家として位置づけられている。
30代後半から51歳の死の直前まで、長篇『失われた時を求めて』を書き続けた。この遺作は、プルースト自身の分身である語り手の精神史に重ね合わせながら、19世紀末からベル・エポックの時代にかげてのフランス社会の世相や風俗を活写した長大作であると共に、その「無意志的記憶」を基調とする複雑かつ重層的な斜述と画期的な物語構造の手法は、後の文学の流れに決定的な影響を与えたことで知られる。特に、ある匂いを嗅ぐとその関連した記憶が思い出されることを、紅茶に浸したマドレーヌの匂いから物語が展開していく本作品から「プルースト効果」と呼ばれている。
参考:Wikipedia
ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルーストの名言集
私たちの知っている偉大なものは、すべて神経質な人が作ったものです。
Desire makes everything blossom; possession makes everything wither and fade.
(欲する心にはすべてを開花させる力がある。所有したという事実はすべてをしぼませ枯らしてしまう。)
私たちが情熱から解放されるのは、その情熱をとことん味わいつくした場合だけである。
苦しんでこそ、美しさを知る。
未知の状況を思い描くのに、想像力は既知の要素を借りてくるから、そのため未知の状況を思い描くことができなくなってしまう。
男が女に処女性を求めるのもまた、愛情が純潔に捧げる永遠の賛辞の一形式である。
我々は過去の出来事を実際に起きたとおりに憶えているわけではない。
If a little dreaming is dangerous, the cure for it is not to dream less, but to dream more, to dream all the time
(少しばかり夢を見ることが危険であるというなら、その治療法は夢を減らすことではない。むしろもっと多くの夢を、四六時中夢を見続けることだ)
真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。
恋わずらいの人は、ある種の病人のように自分自身が医者になる。苦悩の原因をなした相手から癒してもらえることはないのだから、結局は、その苦悩の中に薬を見出すのである。
安定は愛を殺し、不安は愛をかきたてる。
人は苦悩を征服することによってのみ苦悩を忘れる。
我々の忘却してしまったものこそ、ある存在をいちばん正しく我々に想起させるものである。
過去の出来事の記憶は、必ずしもあったままの形で留まっているとは限らない。
戦争を続けようとする者にもまた、戦争を始めた者と同様の罪があるのです。あるいはそれ以上の罪があるかもしれません、何故なら、真っ先に始めた方は恐らく戦争の惨禍をことごとく予想していたわけではありませんからね。
決定的に彼女と別れることができないのなら、せめて短い別離を繰り返すこともなく、常に彼女に会っていることはできないか。そうなれば彼の苦悩もいつか鎮まっただろうし、愛情も消えたことだろう。
未知の状況を思い描くのに、想像力は既知の要素を借りてくるから、そのため未知の状況を思い描くことができなくなってしまう。
病人というものは、正常な人よりも己の魂により近く迫るものだ。
少しばかり夢を見ることが危険であるというなら、その治療法は夢を減らすことではない。むしろもっと多くの夢を、四六時中夢を見続けることだ。
人は、泳げるようになりたいと願いながら、同時に片足を地面につけているものだ。