愛はそれが自己犠牲であるときのほかは、愛の名に値しない。
真の偉大さは喜びの中でも苦難の中でも楽しむ力があることで見分けがつく
英雄とは、自分のできることをした人である。ところが、凡人はそのできることをしないでできもしないことを望んでばかりいる。
いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。
人生は幾度かの死と、幾度かの復活の一続きである。
恋は決闘です。もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です。
生き、苦しみ、戦うことだ。苦しみ、戦い、雄々しく堪えていくことによってのみ一個の人間になる。
少しのきまじめさは恋愛においては結構だ。しかしあまり真面目すぎては困る。それは重荷であり、快楽でなくなる。
あなたを理解してくれる友人が、あなたを創り出している。
今最も革命的な人々も、知らないうちに、おそらく一番古い伝統の人間となる。
理想主義のない現実主義は無意味である。現実主義のない理想主義は無血液である。
女性の愛情は、天才を飼い馴らし、平準化し、枝を切り、削り、香りをつけることに専念する。そして、ついには天才を自分の感受性、小さな虚栄心、平凡さ、それに自分たちの社交界の平凡さと同程度の者にしてしまう。
太陽がいないときに日の光を作り出すのが、芸術家の努めである。
もし世の中の人の苦しみに、一々足を止めていた日には、人は生きて行かれないだろう。どんな幸福も、他の人間の苦悩を食って生きているのだ。
ほとんどの者は、本質的には三十までに死んでいる。
人生で一番大切なことは、己の義務を果たすことである。
知識人は政治家を軽蔑し、政治家は知識人を軽蔑する
真実を求めずに、すでにそれを知っていると主張する者との議論は、不可能だ。
悪徳は、習慣が始まるところに始まる。習慣はサビである。それは魂の鋼鉄を蝕む。
幸福とは、自分の分を知って、それを愛することである。