何かを始めるときに具体的な夢はないかもしれない。でも、心からやりたくてたまらないことに情熱を傾けているとそのうち何かしらの夢が見えてくる。
下調べをしないならば、あなたは決して成功しないだろう。
子供のころアラバマの実家では誰もがよく働き「あとでやる」とか「怠ける」といったことは聞いたことがありませんでした。それをいま、私が二人の娘に伝えているんです。
真のテストはあなたが学校で学んだことではなく学んだことをどのように使ったかで問われます。
私の一番の投資対象は二人の娘たちです。多くのお金を残すのではなく自力で人生を切り開いていける女性に育てることができたなら自分はすべてを失っても構わない。
世界には頭脳明晰であるにもかかわらず、成功しているとは言いがたい人が少なからずいます。友人の中にも勉強はできたのですが、何事もすぐに諦めてしまう人がいます。優秀だったはずの友人はやるべきことを途中で投げ出してしまい、結果、成功を収めることができませんでした。成功のためには何よりも「忍耐」と「粘り強さ」が重要なのです。
ビットコインは見た目も匂いも他のすべての投資バブルとそっくりだ。
「他人のために正しい行いをする」というのは父からの教えです。「懸命に働く」というシンプルな教えとともに私の生き方の土台になっています。
自分の力で泳ごう自分の頭で考えよう
私はお金で自由を買いたかったのです。会社勤めをしていたら、なかなか思うように自分のやりたいことを実現できない。私の目標は人生でやりたいことのできる自由を手に入れることでありそのためにお金を稼いだのです。ですから、いまでもやりたいこと以外のことにはお金をほとんど使いません。
もし財を築きたいのならば、分散投資はやめておきなさい。
本当に忙しい人よりも、実は暇な人の方がいつも時間がないと言っている。
投資家として投資対象を調べることは不可欠です。調査をもとにトコトン自分の頭で考える。わからないものに対して貴重なお金を投じるべきではありません。
今日、200年の間、同じ国境と政府を保っている国は存在しない。世界は変わり続ける。
成功するためにまず何から始めるべきかという質問の答えはとても簡単で「自分の一番好きなことをする」ということだ。私が多少なりとも投資で成功できたのは投資が好きだったからだ。料理が好きならレストランを始めればいいしダンスが好きならダンサーになればいい。何よりも自分の好きなことを一生懸命にすることが成功への近道だ。
中国人は朝から晩までよく働く、そればかりか収入の30%以上を貯蓄や投資に回す。それに引きかえ私たちアメリカ人はたったの1%だ。中国経済の成長が米国経済よりも速いのは、彼らがよく働き、よく貯蓄するからなのだ。
ビジネスを始めたとき私はまだ五歳だった。少し幼いように思えるかもしれないが始めるに年齢なんて関係ない。好きな道を歩みなさい。
もがき苦しみ、自分だけの道をつくることより良いことは他にない。
古代ローマの盲目の監査官、アッピウス・クラウディウスは、「すべての人は自身の財産の建築家である」と言った。
投資家として成功したいなら、投資の神様といわれている人々の話を聞くよりも、歴史や哲学を学んだほうがいい。そのために欠かせないのが読書です。歴史書や哲学書から歴史的教訓に学び、ものごとに対する洞察力を磨く。そうすれば大局をつかむことができるし、将来の変化も予測できる。歴史は繰り返すのです。