引用元:Wikipedia
今回は有名な「山下 清」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「山下 清」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
山下 清とは
山下 清(やました きよし、1922年(大正11年)3月10日 - 1971年(昭和46年)7月12日)は、日本の画家。代表作に、「花火」、「桜島」、「東海道五十三次」など。
清は驚異的な映像記憶力の持ち主で、「花火」・「桜島」など行く先々の風景を、多くの貼絵に残している。海外の研究者などの中には、清の持つ軽度の知的障害と結びつけサヴァン症候群だったのではないかと考える者もいる。とりわけ、花火が好きだった清は、花火大会開催を聞きつけると全国に足を運び、その時の感動した情景をそのまま作品に仕上げている。花火を手掛けた作品としては、『長岡の花火』などがある。しかし、実際はドラマや映画とは違って旅先ではほとんど絵を描くことがなく、八幡学園や実家に帰ってから記憶を基に描くというスタイルだった。
参考:Wikipedia
山下 清の名言集
自然に行くのがいいんだな。
みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。
(おにぎりが貰えなかったらどうするのかを問われ)おにぎりが貰えるまで歩くから、貰えないってことはないんだな。
自分がいい所へ行こう。行こうと思うと、少しもいい所へ行かれない。いい所へ行こうとしなければ、しぜんにいい所へぶつかる。いい所へ行こうとするから、いい所へぶつからないんだろう。
人間、死んだら何も出来なくなるもんな、やっぱり。
死んだことのない人が、死んだ人のことがわかるかな。
上手に逃げよう。
ぼくは、ぼーとしているのが、やっぱり一番いいな。
敵のタマに当たって死ぬのが、一番おっかない。
今年の花火はどこへ行くかな?
気の利いた名言や処世訓なんかより山下清が書いた文章のほうが何百倍も好きだね。名言とかクソ。
戦争と言うものは一番怖いもので、一番大事なものは命で、命より大事なものはない。命を取られると死んでしまう。死ぬのは何より一番辛いもので、死んでしまえば楽しみもなければ苦しみもない。死ぬまでの苦しみが一番辛い。戦争より辛いものはない。
東京の人もいなかの人も同じ人間だから、どこへ行ってもはくじょうな人としんせつな人がいる。
自分がうそをついて、よその人が本気になってむちゅうになって話を聞いてむすびをくれるので、自分のうそがうまいぐあいにいったと思っておかしくなってしまいました。
日本は世界で一番強いとか、日本人は心が正しいと言って、日本がうそを言うのは、自分達が住んでいる国だから、自分達が住んで居る所をゆかいにして、気持ちよくほがらかにするために日本のいい事をいっているのだろうと思います。
日本人は日本だましいがあるから戦争勝つと言うのはうそだ。日本人もアメリカ人も同じ人間だから、両方ともたましいがあるから、心は同じだから、戦争の道具のいいのを持っている国にはかなわない。
ぼくは新聞はめったにみないが、ときどきよむとみんな本当のことばかりではないような気がするので、嘘と本当はどのくらいのわりあいに世のなかにあるものだか、わからなくなる。大ぜいが本当だといえば、嘘でも本当になるかもわからないので、世のなかのことは、ぼくにはよくわからないのです。
ぼくは動物園がすきなので、もっとここにいたかったのに、まだいくところがあるからはやくいこうといわれて、自分のみていたいものは人がおもしろくなく、人のおもしろいところはぼくにはちっともおもしろくないので、人はすきずきで、自分のすきなものだけみてあるくには、ひとりで放浪するのがいちばんいい。
えらいからって何でもできるとはきまらないんだな。ぼくたちでも、ふつうのひとがかける絵でも、かけないときがある。天皇陛下でもさ、ふつうのひとのマネできないことがたくさんあるでしょう。上だからといって、なんでもできるとは、きまってないんだな。
旅行するのはくせだからなおらない。