企業は株主のものです。資本主義は、株主が自分の会社の成功を望むという原則に支えられています。株主は持続的な利益を望みます。持続的な利益は、満足した顧客、意欲的な従業員、繁栄するコミュニティ、健全な社会を生み出すのです
人に自信を持たせることが、私にできる何より重要なことだ。自信さえ持てば、人は行動を起こすからである
各事業において、その業界でナンバーワンかナンンバーツーの企業にならなければ撤退する
「効率」という言葉はよくない。「創造性」という言葉を使うべきだ
組織の内部の変化が、外部の変化についていけなくなったとき、終わりはすぐそこに来ている
仕事は楽しい。邪魔なものは掃きだそう
経営者は社員の育成について常に考えていなければなりません。彼らを社内の訓練プログラムや、社外の講座に参加させ、多様な経験や能力の向上につながる任務を与え、リスクをとることを奨励しなければなりません。それらの活動はただちに成果をもたらすことはないかもしれませんが、絶対に行わなければいけない将来への投資です
危機がなければ、人間はどれほど現状に安住することか。実際、あなたの会社のような官僚主義的な組織はぬるま湯のように心地よく、社員は決してそこから出ようとしません。ましてや冷たい水に飛び込みたいという欲求は少しも持っていないでしょう。社員は飛び込もうとしないのですから、背中を押してやる必要があります
お祝い。成功したときに十分お祝いしてあげる。勝利を祝うのは、人々の気持ちをつなぎとめるものすごく効果的な方法
人が第一、戦略は二の次と心得ること。仕事でもっとも重要なことは適材適所の人事であって、優れた人材を得なければ、どんなにいい戦略も実現できない
上司と部下の友情が続くかどうかを決定づける要因、それは100%の率直さです。率直な話し合いには、公私を分ける能力が必要です
私が臆病者だって?戦うことが目的ではない。勝つことが目的なのだ。しかし、勝ちめがなければ撤退する。ビジネスはゲームだ。そのゲームに勝つこと。これに勝る快感はない。
優れていること、競争力があることは、正直であること、誠実であることと矛盾するものではありません
はっきり言って、短期的経営は誰にでもできます。ひたすらコストを絞り、これ以上絞れないというところまで絞ればいいのです。また、長期的経営も誰にでもできます。「辛抱強く待っていてください。我々の戦略がそのうち成果を上げますから」と言い続ければいいのです。四半期の成果を求める圧力と、儲かる未来を築く必要性の両方に応えることが、優れた経営者の仕事です
失敗の多くは、諦めがあまりに早すぎるために起きる。人はとかく旗色が悪くなると信念をなくしてしまう。ここ一番で踏みとどまって、勝ち目のなさそうな戦いを続ける勇気に欠けているのだ。もし、もっと多くの人が敢然と「不可能」に挑んだならば、ほどなくわれわれは、古いことわざにあるとおり「不可能など何もない」という真実を見出すだろう。恐怖に打ち勝ったもは、どんな望みでもかなえることができる。
事業を成功させようと思っているのなら、あらゆる顧客を満足させる努力をしなければなりません。わずらわしい顧客も、理不尽な顧客も、気難しい顧客もすべてです。なにぶんにも顧客は親戚のようなものであり、こちらから選ぶことはできません。ですから、顧客を愛する術を覚えた方がいいでしょう
花を育てるには、肥料と水を両手に持って、常に両方をかけなくてはいけない。うまく育てば美しい花壇になる。育たなければ抜くしかない。経営もそれと同じだ。
つらい仕事に耐えたのに昇進させてもらえなくても、もうちょっと我慢したほうがいい。優良企業なら、そこにとどまっていれば新たなもっと良い上司を迎えることもあるし、あなたがどこか別の部署に移動して新しい機会にめぐり合える可能性だってある。なにはともあれキャリアを大切にしてほしい。楽しい思い出は仕事以外のところで探そう
最高のメンター(師)関係とは、会社が作る制度のような形式ばったものではない。社内の人間であろうとなかろうと、同じ仕事についていようがいまいが、そんなことにこだわらなくていい。関係は数週間のものかもしれないし、一生続くものかもしれない。友情に発展することもあれば、純粋に実用的で終わる場合もあるだろう。いずれにせよ、喜んで教えてくれる人からあらゆる機会を捕らえて学ぶこと。それこそが真のメンターとの関係だ
ビジネスは簡単だ。それをむずかしく考えようとする人は、何をやってもモノにならない