謀(はか)りごとは密なるを良しとす。
長袖(ちょうしょう)は善く舞い、多銭(たせん)は善く買う
厳刑重罰は民の悪(にく)む所なり。而(しか)れども国の治まる所以なり
智は目の如(ごと)し、百歩の外を見て睫(まつげ)を見る能(あた)わず。
知らずして言うは不智。知りて言わざるは不忠
禍は本福あるに生ず。故に曰く、福は禍の伏す所なり
兵、其(そ)の心に戦う者は勝つ。
父母は、たとえ戯れであっても、子を欺いてはいけない
部下がトリックを使えば、君主は刑罰の適用を誤る。その結果、重臣が勢力を伸ばす
空言する者を退け、実行する者を重用せよ
名君が臣下を統率するために必要なのは、アメとムチの使い分けだ
君主が愛情を掛け過ぎると、臣下はそれに甘えて法が守られなくなる
自ら見る、これを明(めい)と謂(い)う
虎の能く狗を服する所以は、爪牙なり
人主の患は、人を信ずるにあり。人を信ずれば則ち人に制せらる
右手円を画き、左手方を書く。二つながら成らず。
事の理によるときは、労せずして成る
其れ物は宜しき所あり、材は施す所あり。
至言(しげん)は耳に忤(さから)う
志の難きは、人に勝つに在らずして、自らに勝つに在り