引用元:株式会社新潮社のプレスリリース
今回は有名な「三島由紀夫」の名言をまとめてみました。聞いたことのある名言から、こんな名言あったの?といったものまで数多く紹介します!誰もが知っている偉人「三島由紀夫」の名言・名セリフには、どんなものがあるのでしょうか?
三島由紀夫とは
三島 由紀夫(みしま ゆきお、本名:平岡 公威〈ひらおか きみたけ〉、1925年〈大正14年〉1月14日 - 1970年〈昭和45年〉11月25日)は、日本の小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。血液型はA型、身長は163cm。
戦後の日本文学界を代表する作家の一人であると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、日本国外においても広く認められた作家である。『Esquire』誌の「世界の百人」に選ばれた初の日本人で、国際放送されたテレビ番組に初めて出演した日本人でもある。
満年齢と昭和の年数が一致し、その人生の節目や活躍が昭和時代の日本の興廃や盛衰の歴史的出来事と相まっているため、「昭和」と生涯を共にし、その時代の持つ問題点を鋭く照らした人物として語られることが多い。
代表作は小説に『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』『豊饒の海』など、戯曲に『近代能楽集』『鹿鳴館』『サド侯爵夫人』などがある。
参考:Wikipedia
三島由紀夫の名言集
人間に忘却と、それに伴う過去の美化がなかったら、人間はどうして生に耐えることができるだろう。
何のために生きてゐるかわからないから生きてゐられるんだわ。
嫉妬こそ生きる力だ
精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ。
ほしいものが手に入らないといふ最大の理由は、それを手に入れたいと望んだからだ。
不安は奇体に人の顔つきを若々しくする
われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめる。
「強み」とは何か。知恵に流されぬことである。分別に溺れないことである
寡黙な人間は、寡黙な秘密を持つものである
現状維持というのは、つねに醜悪な思想であり、また、現状破壊というのは、つねに飢え渇いた貧しい思想である。
崇高なものが現代では無力で、滑稽なものにだけ野蛮な力がある
真の危険を犯すものは理性であり、その勇気も理性からだけ生れる
決定されているが故に僕らの可能性は無限であり、止められているが故に僕らの飛翔は永遠である。
好奇心には道徳がないのである。もしかするとそれは人間のもちうるもっとも不徳な欲望かもしれない。
世界が必ず滅びるといふ確信がなかつたら、どうやつて生きてゆくことができるだらう
人間はあやまちを犯してはじめて真理を知る。
あらゆる種類の仮面のなかで、「素顔」といふ仮面を僕はいちばん信用いたしません。
何を守ればいいんだと。ぼくはね、結局文化だと思うんだ
生まれて来て何を最初に教わるって、それは「諦める」ことよ。
美ということだけを思いつめると、人間はこの世で最も暗黒な思想にしらずしらずぶつかるのである。