言葉には人生を左右する力があるんです。この自覚こそが人生を勝利にみちびく、最良の武器なんですよ。
一切の人生の果実は、その人が蒔いた種子のとおり表現してくる。
持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。
たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。
あなた方が現在、何か人生に苦労を感ずるものを持っているとしたら、それをただ苦しい、
情けないと思うよりも、仔細にそれを検討なさい。
心を己の生命が生きるための道具として使わないで、反対に心に使われているがための結果なんですよ、どんな心配でも。
お前の頭の中に、何が描かれているか当ててみようか?それはお前が失敗して、しょんぼりしている哀れな姿だろう。
そんな絵は消してしまいな!おまえが、堂々と相手を説得して「大成功」というシーンを描くのだよ、そうすれば仕事もきっとうまくいく。
終始一貫、勇気勇気で押し切るのだ。
なにか悲しいこと、辛いこと、そのほか消極的な出来事があったら、努めて「笑う」ようにしてごらん。
どうだい、これならあなた方でもできるだろう?
ぼやぼやしてちゃいけないよ。人がつくった衛星が宇宙を飛んでる時代に、縁起がどうのこうの、
日の良し悪しや占いが迷信がなんて、みんな自分自身に、消極的な暗示をかけているんですよ。
百歩譲って、いくら磨いても玉にならないとしてもだよ、磨かない玉よりはよくなるぜ。ここいらが非常に味のあるところじゃないか。
苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、恐れたり、悲しんでるとき、気持ちいいですか。
あんな嫌な気持ちはなかろう。その嫌な気持ちをなぜ心にさせるんだ。喜ばせてやれ。
幸福や幸運は、積極的な心もちの人が好きなんですよ。
事業をしている人、その心に信念があるか。
人生というものは、そこに進歩と向上があってこそ生きがいを感じ、勉強もし、努力もするんだぜ。
境遇や環境が、自分を偉くしたり幸福にしたりすることはない。
いいかい、他人に好かれようと思ったら、何よりも自分があまり好き嫌いのないようにすることです。
人としてこの世に生まれて一番大切なことは、人に好かれる人間になることだよ。
人の落ち度は、許すより忘れてしまえ。
自分が心配、怖れたりしている時、「いや、これは俺の心の本当の思い方、考え方じゃない」と気付きなさい。
自分自身を自分自身が磨かない限り、自分というものは本当にえらくならない。