怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない。
もしあなたがほんとうに真理を探究するなら、いちどは自分の人生におけるすべてのものを可能な限り疑わなければならない。
ひとたびでもわれわれを欺いたものを完全には信じないことは思慮深さのしるしである。
一度でも人を騙せば二度とその人から信用されることはありません。
人々が何を考えているかを知りたければ彼らが何を言うかではなく何をするかに注意を払いなさい。
世界を征服するのではなく自分を征服しなさい。
自然の理性だけをまったく純粋に働かせる人たちのほうが、古い書物だけしか信じない人よりも、
いっそう正しく私の意見を判断してくれるだろう。
ギリシアの画家アペレスは、自分の絵の後ろに隠れて人々の率直な批判をきき、腕を磨いたという。自己教育の手段である。
いたるところで目の前に現れる事柄について反省を加え、そこから何らかの利点を引き出すことだ。
私とは、疑い、思いつき、確信し、否定し、欲し、欲せず、想像し、感じるあるものだ。
私がこれまでに解決した個々の問題は、後に別の問題を解決するための法則となった。
人の考えを本当に理解するには、彼らの言葉ではなく、彼らの行動に注意を払え。
真実がわからないときはもっとも可能性が高いと思うものを選びなさい。
人間の心というのは最大の悪を持つこともできるし最大の美徳を持つこともできるのです。
どれほどの知性を持っていたとしても、それだけでは不十分です。大事なのはそれを使うことです。
難問は、それを解くのに適切かつ必要なところまで分割せよ。
あまりに旅に時間を費やす者は、最後には己の国でよそものとなる。
この世にあるもので、最も公平に分配されているのが良識である。
完全数というのは、完全な人間と同様、非常に稀な存在である。
みせかけの快はしばしば真正の悲しみにまさる。