引用元:SLAMJAPAN, Inc
今回は人気キャラクターである「桜木花道」の感動シーンの名言集とその解説を紹介していきます。有名な名言を中心に、作品を読んでみたくなるような、また読み直したくなるような名言をまとめています。みなさんが大好きなキャラクター「桜木花道」の名言シーンには、どのようなものがあるのでしょうか?
桜木花道の感動シーンの名言集10選とその解説
退場にならないためにはどうすればいいか教えてくれ
( 9巻 )
この名言は、デビュー戦・2戦目と立て続けに退場になってしまった桜木花道が、赤木に言ったセリフです。
デビュー戦で対戦相手の頭にダンクしてしまい退場になってしまった花道は、退場にならないようにと2戦目に臨みます。しかし、結局ファウルを取られてしまい退場になってしまうのでした。
困った花道はプライドを捨て、キャプテンの赤木にこの質問をします。
花道は素直に誰かに教えを乞う性格ではありませんが、自ら赤木に質問に行くくらい真剣にバスケに臨んでいることがよくわかるシーンです。
オレに今できることをやるよ!! やってやる!!
( 13巻 )
この名言は、キャプテンの赤木が足を負傷し、代わりに出場することになった桜木花道が海南戦で言ったセリフです。
初心者である桜木にできることは基礎的なドリブルやパス、レイアップシュート(庶民のシュート)、リバウンド、ダンクのみと少ないながら、赤木の穴を埋めるために必死でプレイします。
いつもは派手なプレイで何かと目立とうとする桜木ですが、今の自分にできることをしてチームに貢献しようという意気込みが感じられる言葉です。
てめーは 絶対オレに勝てるって言えんのかよ
( 22巻 )
この名言は、流川に1on1を断割られた際に、桜木が言ったセリフです。
練習が終わった後、流川は三井に1on1を挑み、見事勝利します。
それを見ていた桜木は、「オレが勝負してやろーか?」と流川に持ち掛けますが、流川は全く勝負する気がありません。
その態度に対して桜木は、勝負するのが怖いのか?と挑発し、流川をその気にさせるのでした。
桜木と流川の実力差は誰が見ても明らかで、桜木に勝ち目はありません。しかし、「負ける」とは微塵も思っていない、桜木の勝気な性格がよくわかるシーンです。
オレが その分伸びればいーんだ
( 25巻 )
この名言は、山王戦を目前に控えて桜木花道が言ったセリフです。
現在の山王メンバーは過去最強と言われており、湘北が勝つための手段は見つかりません。
山王には勝てないのではないか…そんな空気が湘北メンバーに漂います。
試合当日の朝桜木は、たとえ現時点で山王に負けていたとしても自分が伸びれば打倒・山王は果たせる、と一人朝練に向かいます。
少ない時間の中、少しでも「伸びる」ために朝練に向かう前向きな桜木の姿に、勇気をもらえるシーンです。
おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!! シロートだからよ!!
( 28巻 )
この名言は、山王戦で桜木花道が言ったセリフです。
点差が開き、勝つことが絶望的な状況の中、桜木は「ヤマオーはオレが倒す!!」と観客席に向かって宣言します。
しかし他のメンバーは山王との実力差を目の当たりにし、簡単に縮められるような点差じゃないと意気消沈。
そんなメンバーに対して桜木は、吹っ切れたようにこのセリフを投げかけます。
どんなに点差が開いていたとしても、諦めることなく立ち向かっていく桜木の決意に、グッとくるシーンです。
大好きです 今度は嘘じゃないっす
( 30巻 )
この名言は、桜木花道が山王戦で桜木花道が言ったセリフです。
背中を負傷し意識がもうろうとする中、桜木はバスケットを始めた頃からのことを思い出します。
最後に蘇ってきた思い出は、初めて晴子に出会ったときに聞かれた、「バスケットは好きですか?」という言葉でした。
背中の痛みで意識がもうろうとしていたはずの桜木は、おもむろに立ち上がり晴子にこの言葉を伝えます。
周りにいた仲間たちは晴子への告白かと思い驚きますが、桜木は純粋に「バスケットが好きだ」と伝えただけでした。
いつもおちゃらけている桜木の、真剣なバスケットへの思いにグッとくるシーンです。
オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか? オレは……オレは今なんだよ!!
( 31巻 )
この名言は山王戦で背中を負傷した桜木花道が言ったセリフです。
背中の痛みに耐えながら試合を続けていた桜木は、ダンクシュートを決めた後倒れこんでしまいます。
安西先生は桜木が負傷していることに気が付いていましたが、桜木の成長を目の当たりにし、交代することができなかった、と白状するのでした。
リタイアを勧める安西先生でしたが、それに対して桜木は自分の気持ちをぶつけます。
この先どうなってしまうのか、という未来より、「今」に全力で立ち向かう桜木らしい名言です。
やっとできたぜ オヤジの言ってたのが… やっと……ダンコたる決意ってのができたよ
( 31巻 )
この名言は、山王戦で背中を負傷し、選手生命に関わるかもしれないと言われながらも試合に出ることを望んだ桜木花道のセリフです。
試合の前、安西先生から「全国制覇を成し遂げたいのならもはや何が起きようとも揺らぐことのないーー断固たる決意が必要なんだ!!」と言われて臨んだ山王戦。
試合の後半、ダンクを決めた後倒れこんでしまった桜木は一度ベンチに下がります。
安西先生をはじめ仲間たちは試合に出ようとする桜木を必死に止めますが、それを振り切って再度試合に臨みます。
例え自分の選手生命が絶たれてしまったとしても、試合に出たい…そんな熱い思いが伝わってくるセリフです。
左手はそえるだけ…
( 31巻 )
この名言は、桜木花道が山王戦のラストシーンで言ったセリフ。
海南戦に敗れたあと、バスケ初心者の花道はジャンプシュート20,000本の特訓をしますが、シュートフォームをゴリに見てもらっている時に「左手はそえるだけ」というシーンが出てきます。
その言葉が最後のシーンで再び登場した時は興奮すること間違いなし。言葉の重みが違います。
この後の、流川と花道の無言のハイタッチも感動シーンの一つとして有名です。
天才ですから
( 31巻 )
この名言は、最終話で桜木花道が言ったセリフです。
山王戦で負ったケガのリハビリを行っている桜木。リハビリの先生は「今日のリハビリはキツイよ」と発破をかけてきます。
それに対して桜木は愚問だ、と笑います。そして、「天才ですから」と答えるのでした。
桜木が何度も口にしていた「天才」という言葉。
最初はただのビックマウスでしたが、たくさんの努力を重ね、大きく成長した桜木の最後のセリフとしてふさわしい言葉ですね。
まとめ
今回は「桜木花道」の感動シーンの名言集とその解説をご紹介しました。
お気に入りの名言や名セリフは見る人によって変わります。
今回ご紹介していない「桜木花道」のセリフの中には、まだまだ名言と呼ばれるものが数多く存在するでしょう。
ぜひ自分のお気に入りの名言・名セリフを見つけてみてください。